泉佐野市で雨漏り壁際水切りの上にガルバリウム鋼板の水切りを設置
外壁と瓦の間にあるのが壁際水切りになります。
壁際水切りってなに？
外壁を伝ってきた雨水が建物や下地の内部に浸入するのを防止する役割をするもの。
壁際水切りをつけないとどうなるの？
壁際水切りがないと雨水が直接基礎にあたってしまい、建物内に雨水が吸収され易い状態になってしまいます。
そうなると、基礎に湿気がたまってしまって内部の劣化に繋がります。
家の土台になる部分なので長期的に住まいを長持ちさせて守っていくためにも壁際水切りの取付は重要です。
ガルバリウム鋼板とは？
金属の1種で、アルミニウムと亜鉛合金めっき鋼板になります。
耐久性、耐熱性、加工性などに優れていて、軽量で加工がしやすい素材で薄くて丈夫な金属の板です。
ガルバリウム鋼板を使用するメリットは？
ガルバリウム鋼板は金属で錆に強いので耐用年数は約25年～35年程度と言われていますが、定期的に錆のメンテナンスする事で40年以上使えます。
ガルバリウム鋼板は薄くて軽い金属の板なので建物にかかる負荷を軽減する事ができます。
ガルバリウム鋼板を使用するデメリットは？
ガルバリウム鋼板は金属で丈夫な板ですが、薄いため傷がつきやすくなります。
ガルバリウム鋼板は錆には強い金属の板ですが、錆が発生しないと言う事は無いので、錆びに対する定期的なメンテナンスを行う必要があります。
入隅(いりずみ)ってなに～？
入隅(いりずみ)とは、壁と壁が出会う凹んでいる角のこと。
職人が現場で実際に設置しながらガルバリウム鋼板の加工を行います。
つかみばしってどんな工具？
薄い板を加工する際に板を挟んで持つ時に使う道具。
板金はさみってなに～？
板金はさみとは薄い金属の板などを切断する為ののはさみ。
板金職人がガルバリウム鋼板を加工するために、つかみばしと板金はさみを使い分けて作業を行います。
コーキングってなに？
コーキングとは、外壁の継ぎ目などにできる隙間に詰め物をしてふさぐこと。
コーキングには機密性や防水性がある。
貼り付けたらガルバリウム鋼板をビスで固定します。
ガルバリウム鋼板は薄い金属製の板なので、場所と使用用途に応じて様々な貼り方ができます。
泉佐野市M様邸の外壁とガルバリウム鋼板の水切りの継ぎ目は少し端を折り曲げて置く事で雨水の排水がしやすくなります。
折り曲げて隙間のないようにしないと隙間から既存の壁際水切りに雨水が浸入してしまい雨漏りを引き起こす可能性があります。
M様邸の棟の部分に被せるガルバリウム鋼板を現場で板金職人が加工します。
ビスを打って固定したら、コーキングを充填します。
※少しでも隙間があると隙間から雨水が入ってしまいます。
壁際水切りが二重になり、上は金属の板なのでガルバリウム鋼板のメンテナンスを行なえば長く使うことができ、雨漏りの心配も無くなるので安心ですね！
次回の泉佐野市M様邸の工事ブログは屋根塗装の様子をご紹介します。
是非、次回のブログもご覧下さい。