泉大津市 鉄筋コンクリート造の壁・天井にクロスを貼る下地を施工
泉大津市で行った内装工事の様子をご紹介します。
泉大津市在住U様邸では、エアコンから水が漏れており、
壁が腐食してカビが生えている状態でした!
カビは人体に悪影響を及ぼしますので、クロスを張り替えることになりました。
また、カビが発生したお部屋以外の部屋の工事も頂きました(*^^*)
U様邸は鉄筋コンクリート造の建物で、壁や床の下地がコンクリートでした。
クロス貼替工事を行う時に、下地がコンクリートの場合はどのようにして施工されているのか?
詳しくご紹介したいと思います★
U様邸では1階の和室では、壁と天井のクロス貼替えと、畳を「表替え」を行います。
畳は一旦引き上げてから表替えを行い、再度現場へ持ってきます。
畳を引き上げたら、壁や天井の下地を施工します。
※畳の「表替え」とは、畳の芯材である「畳床」をそのままにし、
表面部分の「畳表(たたみおもて)」と「畳縁(たたみべり)」を交換する事です。
1階の和室と2階の和室の天井にはベニヤ板を張ります。
ベニヤ板とは木の丸太をかつら剥きのように剥いて作られた薄い板の事を言います。
ベニヤ板はクロス用の下地にも使われています。
U様邸の天井には化粧合板が張られており、既存の天井を撤去せずに
上からベニヤ板を固定してきます!
天井は壁や床と違って、化粧合板の下地には木材が使われていたので、
木下地に固定するようにベニヤ板を張ります。
※化粧合板とは、合板の表面に天然木のシートを張ったものです。
1階の和室は既存のクロスをめくったあと、石膏ボードで下地を施工しました。
石膏ボードとは、石膏(せっこう)を芯材として作られており、
その両面には石膏ボード用の原紙が貼られた建築材料です。
「プラスターボード」とも呼ばれています(*^^*)
石膏ボードは耐火性や遮音性に優れていますので、下地によく使用されています。
2階の和室では既存のクロスをめくると、クロスの裏紙が綺麗に残ったので、
下地を上張りせずに新しいクロスを貼ることにしました。
2階の洋室の天井には「ジプトーン」が貼られていました。
ジプトーンは縞模様の不規則な穴があいたデザインが特徴的な天井材で、石膏ボードの一種です。
既存のジプトーンを残したまま、石膏ボードで上張りをしました。
壁に下地を張る前に、部屋の床が傾いている事に気づきました。
床にはフローリングを張るので、床の高さがバラバラだと綺麗に張ることができません。
なので、床の高さが揃うように調整しながら、壁下地を張っていきます。
壁下地はコンクリートですので、ボンドを使ってしっかりと石膏ボードを固定します。
2階の洋室の下地が完成しました!
壁の高さは合わせる事が出来たのですが、床はまだ傾いている状態です。
床の傾きを直すには、モルタルを使って「レベリング」を行います。
「レベリング」の様子は次回の現場ブログでご紹介したいと思います!
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