子は鎹（かすがい）

Ｓ様邸の耐震補強工事で現場のほうへ行った時、大工さんが脚立に上って金槌で天井のところに何かを打ち込んでいました。私はまだまだ知らないことが多いので、すぐにスタッフの木村さんに聞くと「鎹を打ってるところ」と教えてもらいました。

鎹とは、材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、両端の曲がった大きな釘のことでした。

木村さんによると、「子は鎹」という言葉も「鎹」と同じ意味で使われているそうです。

「子は鎹」は、子供への愛情から夫婦の仲がなごやかになり、縁がつなぎ保たれることのたとえです。

「鎹」は木材同士を繋ぐ役割、「子は鎹」は夫婦を繋ぐというたとえ・・・・。

とっても分かりやすく教えてもらいました☆