こんにちは!山中 雅子です。
先日、以前工事をしてくださった、S様邸を訪れた時、「ラスカットって何?」という質問がありました。
お答えします。
壁左官仕上でモルタル下地を行う場合、一般構法では「ラス網」という金属製のネットを壁面に張り、その上にモルタルを塗ります。ラス網にはモルタルを壁面に固定する役割があり、これがないとモルタルが脱落します。
こんにちは!山中 雅子です。
先日、以前工事をしてくださった、S様邸を訪れた時、「ラスカットって何?」という質問がありました。
お答えします。
壁左官仕上でモルタル下地を行う場合、一般構法では「ラス網」という金属製のネットを壁面に張り、その上にモルタルを塗ります。ラス網にはモルタルを壁面に固定する役割があり、これがないとモルタルが脱落します。
「ラスカット」とはラス網がなくてもモルタル塗りができる「壁面ボード」のことを意味します。工程を短縮します。左官工事は材料費よりも工費が高いので、総合的にコストカットに繋がります。
上は、内部にクローゼットを設けるため既存の窓より小さい窓に入替、壁を復旧している工事です。復旧する壁部分には、ラスカット(モルタルの下地材)を設置したところです。
ラスカットを張った壁面をモルタルで復旧していきます。この後、乾いてからもう一度、モルタルを塗ります。