岸和田市下池田町 U様邸 耐震改修工事 3日目
外壁側に筋交い入りの強い耐力壁を設置しました! 3/1岸和田市下池田町
岸和田市下池田町の耐震改修工事で前日、玄関の耐力壁設置個所の土台と基礎を固定し、外壁の一部を撤去しました。本日は、玄関の耐力壁に構造用合板を張り、外壁側の耐力壁に筋交いも入れました。
筋交いは、柱と柱の間に斜めに取り付けた部材のことです(写真・右)
つっかえ棒のような原理で、地震や台風の時に生じる揺れによって、建物が倒れようとする力に抵抗しています。筋交いの組み方は、片方向だけの「片筋交い」たすき状にかける「たすき掛け」の二種類あります。
外壁側の耐力壁の受け材と土台に防腐剤を塗りました。防虫・防蟻・防腐・防カビの効果のある塗料を塗りました。
床下から始まるシロアリ被害は、目の届かないところで進行し、見つけた時には重大な被害になっていることがあります。
そういうリスクを少しでも低減できるように、あらかじめ防腐処理をおこないます。もちろん、防腐の意味合いもあります。
外壁側の耐力壁に断熱材を入れてから構造用合板を張っています。この右隣はトイレ部分の外壁で、ここにも耐力壁を設置します。
構造用合板とは、建物の構造上で強度を必要とする場所に使う合板です。主に、床や壁 ・屋根下地などの下地材として使用します。