ベランダのサビたカラー鋼板屋根を長持ちするガルバリウム鋼板に張替え 3/9岸和田市下池田町

岸和田市下池田町 U様邸 耐震改修工事 10日目

仮設足場設置完了!

岸和田市下池田町の耐震改修で前日、耐震改修の中間検査を行い、塗装で使用する仮設足場の設置も行いました。本日は、ベランダの錆びたカラー鋼板屋根をガルバリウム鋼板に張り替えます!

屋根の状態を確認しました!

U様邸は最近屋根を葺き替えたばかりですが、足場を設置したので点検しました。今のところ、何の問題もなくきれいな屋根でした。

ベランダの鋼板屋根張替え

カラー鋼板屋根が錆びています!

ベランダの屋根のカラー鋼板が経年劣化で傷み、サビついていたので張り替えます。

耐震診断では、金属屋根の劣化なども評点に関わってきます。サビた屋根をそのままにしておくと、やがて穴が開き、建物の内部に水が浸入し、その結果、建物の強度を弱くしてしまうからです。ですので、張替え、もしくは塗り替えで改修すると評点が加算されます。

新しい屋根材はガルバリウム鋼板で、以前よりもずっと長持ちする材料です。

既存の屋根鋼板撤去

軒先水切り取り付け

既存のカラー鋼板をめくり、屋根の軒先にガルバリウム鋼板を加工して作った水切りを取り付けます。

軒先水切りは、雨水が建物内部に浸入しないように、屋根の軒の先端部分に取り付ける部材のことです。

 

防水シートを二重に敷きました!

軒先水切りを取り付けた後、その上に改質アスファルトルーフィングを二重に敷いて止めました。

改質アスファルトルーフィングは、屋根の下地などに使用するシート状の防水材です。

ルーフィングを屋根瓦の下に敷くことで、雨水が屋根の内部に浸入するのを防ぐことができます。

逆に、雨が屋根の内部に浸入した時は、この防水シートが破損している可能性があります。

鋼板を立平葺きします!

ガルバリウム鋼板を立平葺きしています。

鋼板は鉄がベースの合金の板のことで、ガルバリウム鋼板はその鉄の合金の板に金属メッキ加工を施したものです。
カラー鋼板は鋼板の表面を塗装加工したもので、カラー鋼板よりも、ガルバリウム鋼板のほうが耐久性があります。

壁際水切り設置

ガルバリウム鋼板を立平葺きした後、今度は壁際に水切りを取り付けました。その取り合いにコーキングを充填して防水しました。

壁際水切りは、壁を伝ってきた雨が建物の内部に入るのを防ぐ役割があります。

ベランダの屋根張替え完了です!

水切りの設置などできちんと雨仕舞(あまじまい・雨が流れる道をつくってあげること)し、ベランダの屋根葺き替え終了です。

U様邸はこの後外壁塗装をされるので、その時の高圧洗浄時にこの屋根も洗います。

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