色褪せた片流れのスレート屋根の塗装をご紹介! 8/21 貝塚市半田

貝塚市半田 M様邸 片流れのスレート屋根の塗装

片流れのスレート屋根現況

貝塚市半田の外壁・屋根塗装で前回、屋根と外壁の高圧洗浄をご紹介しました。今回は片流れのスレート屋根の塗装をご紹介します。

写真は屋根の現況で、塗膜が劣化して剥げて色褪せているのがよく分かります。

屋根全体を洗浄

塗装前に、古くなって浮いてきた塗膜や汚れなどを高圧洗浄で洗い落とします。

汚れや既存の傷んだ塗膜などの上から塗装すると、汚れの上に塗料が付いている状態なので、すぐに汚れと一緒に剥がれてきてしまいます。ですので、汚れを落とす高圧洗浄は、塗装工事ではとても重要な工程です。

瓦を補修しました

屋根全体を確認すると、瓦が数か所で割れていたので、すべてコーキングを充填して補修しました。瓦が割れたまま塗装しても瓦が元に戻るわけではないので、きちんと補修する必要があります。

破風板パテ塗り

屋根の水切り板金や、その下にある破風板・鼻隠しも塗装します。先に、破風板などを止めている釘にパテを塗って凹凸を無くしています。この作業をすることで、塗装面が平らになり、仕上がりが美しくなります。

水切り・破風板塗装中

水切り板金、破風板を塗装しています。

板金との隙間は刷毛を差し込んで奥まで丁寧に塗装します。

屋根下塗り中

屋根を洗浄後、下塗りしています。

屋根や外壁の塗装工事では、一般的に下塗り・中塗り・上塗りを行います。下塗りは、上塗り塗料をしっかりと密着させるための工程です。

屋根中塗り

続いて、中塗りしている様子です。

中塗りと上塗りで、着色します。二回に分けて塗装することで、塗膜に厚みが付いて耐久性がプラスされます。

上塗りで仕上げます

中塗りが乾いた後、上塗りしています。

塗装工事では三回塗装数ればいいと言う訳ではなく、既定の量をきちんと塗装することで、塗料の性能が発揮されます。

タスペーサー挿入

スレート屋根の塗装では、瓦の縁切りを行う必要があります。塗料を上に塗ると瓦の隙間が塗料で塞がってしまい、雨水の逃げ場が無くなってしまいます。そうなると雨漏りに発展する恐れがあるので、タスペーサーという部材を瓦の間に差し込んで、塗膜を切る作業をします。

片流れの屋根塗装完了

片流れの屋根の塗装が完了しました。

水切り板金を含めて、艶のある美しい屋根になりました。

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