大屋根に続いて下屋の葺き替え(コロニアル)のご紹介! 11/6 岸和田市

岸和田市N様邸 屋根葺き替えを含めた改修工事

屋根葺き替え完了

岸和田市の屋根葺き替えなどの工事で前回、大屋根の葺き替えの様子をご紹介しました。

今回は続いて下屋の葺き替えの様子をお伝えします。下屋も大屋根と同じ屋根材、コロニアルグラッサです。色褪せしにくく耐久性のある屋根材です。

下屋に野地板の下地を設置

大屋根の時と同じように、屋根を真っすぐに葺くために下地の板を設置しています。

この上に野地板と呼ばれる屋根の下地材を張ると、不陸の無い屋根になります。

野地板を張ってルーフィングを敷きました

野地板を張った後、ゴムアスルーフィングという防水シートを敷きました。

ルーフィングは屋根を雨から守る大事な役割があります。

下屋の軒先に水切り取付け

下屋の軒先に水切りを取付けます。

軒先水切りは、軒先から雨水が内部に浸入するのを防ぐための金物です。

ルーフィングの上に取付けると逆に雨水が入ってしまいますので必ず下に取付けます。

瓦を葺いて棟板金取り付け

下から順に瓦を葺き、下り棟(軒先に向かって伸びる棟)に板金を設置します。

下地の貫板を屋根に打ち付けて、その上に板金を取付けます。

ケラバにも水切り取付け

屋根のケラバ部分(雨樋が付いていない屋根面)にも水切りを取付けます。

ケラバ水切りはケラバからの雨水の浸入を防ぐための金物です。

壁際に水切り取付け中

壁際にも水切りを取付けます。

壁際水切りは壁から伝ってきた雨水が内部に浸入するのを防ぐ金物です。

立ち上がりの壁まで水切りで覆います

続いて、立ち上がりの壁まで覆うように水切りを被せて取付けます。

左側の丸くなった板金は、既存屋根の棟瓦の形状に合わせて施工していたものなので、切り取って水平に取り付けます。

水切りの上部をコーキングで防水

壁際に大きな水切りを取付けた後、上部にコーキングを充填してしっかりと防水しました。

丸い形状の板金はカットして、切断面を隠すようにモルタルを塗って復旧しました。

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