ベランダの下端からの雨漏りで調査にお伺いしました!2/7 貝塚市

貝塚市K様邸 ベランダ防水

ベランダの調査

貝塚市のK様より「ベランダの下で雨漏りしてるんです」とご相談をいただき現地調査にお伺いしました。

 

ベランダの下にはお部屋がありますが、雨漏りしているのは部屋よりも外側でした。

ベランダの下端から雨漏り

雨漏り箇所です。

雨が降るとベランダの下端からポタポタと雨水が落ちてくるそうで、ベランダに置いている植木の水やりでじょうろで水をかけるだけでも水が漏れてくるそうです。

FRP防水を施しています

K様邸のベランダはFRP防水を施していました。

ベランダは外部に面していますので、必ず何かしらの防水を施しています。

FRPは繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチックです。FRP防水は、FRPを使用して被覆防水層を形成する防水工法です。

ドレン周辺の床がフワフワです

「雨漏りしている箇所の上の床がフワフワしている」とのことで、確認すると、ドレン(排水口)周辺の床が柔らかくなっていました。

ドレンに水が流れます

ドレンにはベランダに落ちてきた水が集中しますので、劣化しやすい箇所です。また、その付近の防水やドレンそのものが傷むと雨漏りの原因になってしまいます。

水の流れが悪いようです

ドレン周辺の床に水が廻った可能性が高いので、ドレンの水の流れが悪くないか水を流して確認しました。

やはり、水がスムーズに流れない状態で、長時間水が滞在してしまう状態でした。

以上のことから、ドレンから水がスムーズに流れるように勾配を変えて、フワフワしている床をカットして新しく設置し、その上で新たにFRP防水を施すことになりました。

 

次は工事の様子をご紹介します。

 

つづきはこちら(貝塚市のドレンの勾配調整)

関連のヤマナカ工事の日記を見る