岸和田市I様邸 お風呂入れ替えや外装リフォーム
岸和田市のベランダ防水工事の下地調整の工程をご紹介します。
I様邸のベランダは経年で劣化していて、立ち上がりの上部の笠木部分に大きなひび割れが発生していました。先にひび割れを補修して耐久性を確保し、その後に防水の工程に移ります。
（ひび割れ補修の様子は前回の記事をご覧になってください）
岸和田市のベランダ防水で傷んだ防水面を調整しました 9/3
今回は、既存の防水と同じウレタン防水を施します。液体状のウレタン樹脂を流し込み、既存の防水層の上に新しい防水層を作ります。
まずは、防水面となる既存のベランダのケレン作業を行います。
ケレンとは、防水層がでこぼこしないように、下地表面を平滑にする清掃のことです。
ケレン・清掃を行った後、下地を調整します。
カチオンクリートという下地調整材を塗布して新しい下地を作ります。
ベランダ防水では立ち上がり壁も防水するので、その部分も下地を調整します。
立ち上がり壁の笠木（上部の仕上げ）部分も防水するので下地を整えます。
笠木部分は劣化がひどく、雨漏りも発生していたので防水しておくと安心です。
カチオンクリートを床面にもしごき塗りします。
カチオンクリートは薄塗りで新しい下地をつくることができます。そのため、躯体に負担をかけることなく施工可能です。
下地調整完了です。
下地を調整せず防水層を形成すると、下地の状態が悪いままなので、健全な防水層ができません。このようにひとつひとつの段階を踏んで丈夫な防水層を形成します。
次はウレタン樹脂の塗布などをご紹介します。
