岸和田市の増築部の基礎の配筋工事 10/11

岸和田市N様邸 各所改修工事 

 

岸和田市の内装や外装の工事で今回は増築部の基礎の配筋の様子をご紹介します。N様邸は収納が少ないので、今回の工事でクローゼットを設置します。キッチンも広く使えるように、裏の敷地に増築し、パントリーとして使用します。

パントリーを増築

家の裏側の敷地(黄色い点線部分)に増築します。

正面に見えるのは、縦長のFIX窓ですが、その窓と壁を解体して既存の建物と増築部を繋げます。

基礎の型枠を設置します

増築する建物の基礎を設置するために型枠を組みます。地面を少し掘り下げて、型枠を設置し、コンクリートを打設します。

まずは、地面を掘り下げて補強の配筋を行います。

差し筋アンカー

差し筋アンカーを使用して、既存の建物と基礎を緊結します。

差し筋アンカーとは、鉄筋とアンカーが一体化したものです。鉄筋の先端がアンカーになっていて、打ち込むと鉄筋が抜けなくなります。

差し筋アンカーで基礎を緊結

既存の建物の基礎部分に電動ドリルで穴をあけて、そこに差し筋アンカーを差し込んでハンマーでたたきます。そうすると、中でアンカーが開いて鉄筋が抜けなくなります。

異形鋼棒を加工して使用します

既存の基礎に緊結させた差し筋アンカーに異形鋼棒(鉄筋)をつなげて配筋していきます。

専用の道具で鉄筋を切断したり曲げたりして加工して配筋します。

伴線で繋げて固定

鉄筋同士は伴線をくるくると巻いてつなげて固定します。

コーナー部分はL字型に曲げた鉄筋を使用して補強します。

配筋完了

基礎の立ち上がりや床に鉄筋を組み、配筋完了です。

この配筋を囲むように基礎の型枠を取付けます。

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