岸和田市の外壁塗装で増築部や入替えた窓周りも塗装 11/19

岸和田市N様邸 各所改修工事 

 

岸和田市の外壁塗装工事で今回は下塗りと中塗りの様子をご紹介します。N様邸の外壁はモルタルの塗り壁で、塗膜が傷んで色褪せてきている状態でした。この工事で入替えた窓周りの壁や増築部の壁も一緒に塗装して仕上げます。

外壁の下塗り

前日に高圧洗浄で外壁に付いた汚れや旧塗膜などを洗い落とし、乾燥させてから各所の養生(塗装しない部分と後から塗装する部分の保護)を行いました。続いて塗装の工程に入ります。

屋根や外壁の塗装では一般的に3回に塗り分けします。工程別に「下塗り」「中塗り」「上塗り」、または、「下塗り」「上塗り1回目」「上塗り2回目」といいます。

下塗りは上に塗る塗料を塗装面にしっかりと密着させる接着剤のような役割があります。塗膜の早期の剥がれや浮きを防止するためにも塗りムラなく塗装します。

入替えた窓周りも塗装します

N様邸はこの工事で掃き出し窓を腰窓に入替えたり、増築も行いました。新しく設置したそれらの外壁も塗装して仕上げます。

既存の外壁と同様に、下塗りを行います。使用している塗料は透明なシーラーです。

吹き付けで模様を付けます

増築部の壁や入替えた窓周りの壁は表面が平らなので、そのまま塗装すると既存の外壁と差ができてしまいます。そのため、あらかじめ吹き付けで既存の外壁に似た模様を付けて塗装します。この作業を「パターン付け」と言います。

外壁の中塗り

下塗り後、中塗りします。

中塗りと上塗りは基本的には同じ塗料を用います。中塗りと上塗りでお好みの色に塗装することになります。

庇も塗装します

庇や軒天井なども3回に塗り分けてきちんと塗装します。

取り合いや細合部分はローラーで塗装できないので、刷毛を使用して丁寧に塗装します。

乾燥させてから上塗りします

中塗り後、しっかりと乾燥させてから上塗りします。

中途半端に乾いている上から塗料を塗り重ねるとダマになって仕上がりが悪くなりますし、塗膜に厚みを持たせることができません。中塗りと上塗りで塗膜を二重にし、厚膜に仕上げることで耐久性のある塗膜が完成します。

次は上塗りや付帯部の塗装の様子をご紹介します。

 

前日はこちら(岸和田市の外壁塗装の洗浄) 

 

つづきはこちら(岸和田市の外壁塗装の上塗りと付帯部の塗装)

 

現地調査はこちら(岸和田市の各所改修工事の現地調査)

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