忠岡町の台風で飛ばされたカーポートの波板を張り替え塗装! 3/27

忠岡町T様邸 屋根修理と内装改修工事 

 

忠岡町の台風で飛ばされたカーポートの波板とテラスの波板の貼り替えで鉄製の本体も塗装しました。T様邸は台風で屋根に被害を受け、やまなか工務店にご相談いただきました。以前から気になっていたという内装やキッチンの入替も行います。T様邸のテラスなどの既存の波板は塩ビ製でした。塩ビ製の波板は安価で扱いやすいことから、昔は多く使用されてましたが、経年で割れやすくなり、変形や変色などの劣化症状が発生するため、最近では耐久性のあるポリカ波板が主流になっています。

養生を外して波板を張り替えます

カーポートの波板は台風の強風でほとんどが飛散してしまったため、ブルーシートを張って応急処置されていました。ここには普段洗濯物を干すそうなので、屋根がないと不便です。

ポリカ波板を張ります

ブルーシートを取り外し、屋根に残った既存の波板もすべて剥がして新しい波板を張っていきます。

新しい波板はポリカーボネート製です。

上記でお伝えしたようにポリカ波板は塩ビ波板よりも耐久性があります。その耐用年数は塩ビ波板で数年ほど、ガラスネット入りの塩ビ波板で約5年、ポリカ波板で約10年と言われています。

テラスの波板も張り替えました

2階のテラス屋根の波板もすべてポリカ波板に張り替えました。

ポリカ波板は数種類色があり、透明度の高いものやマット調のものもあります。T様は、「あまり明るすぎないのがいい」ということで、ブラウンのマット調の波板を採用されました。

錆や塗膜を落とします

カーポートの本体は鉄製で、経年で錆が発生し、見た目が悪くなっていました。

鉄は水と空気に触れると酸化して錆が発生するので表面を塗膜で覆ってあげないといけません。その塗膜が剥がれると錆が発生し、放置すると錆が広がって穴があいてしまいます。これ以上錆が進行しないように錆を落としてから塗装ました。

錆止めを塗布します

錆や剥がれてきている塗膜をできるだけきれいに落としてから錆止めを塗布し、その上に塗装をかけました。

テラスの骨組みも塗装

テラスの骨組みも鉄製で、やはり錆びついてきていたので錆を落としてから塗装しました。

鉄製の手すりもきれいになります

テラスが設置されているベランダには鉄製の手すりがありました。

鉄製の手すりが錆びついて穴があき、強度が低下して危険だなぁ、と感じることがよくあります。手すりを安全に、長持ちさせるためにも定期的に塗り替えてメンテナンスしましょう。

 

次は1階の和室の床の修理の様子をご紹介します。

 

前回はこちら(忠岡町の台風被害に遭った降り棟などの修復) 

 

つづきはこちら(忠岡町の和室の床の修理)

 

現地調査はこちら(忠岡町の台風被害箇所と内装の現地調査)

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