忠岡町の和室の床が下がっていたのでレベル調整しました 3/28

忠岡町T様邸 屋根修理と内装改修工事 

 

忠岡町の和室の床の修理です。T様邸はこの和室に長い間介護用のベッドを置いて使用しており、その部分の畳の床が下がってきたので心配されていました。今はもうベッドを置いていないので、きちんと修理したい、とのことです。畳と下地の合板をめくると、床板を支えている根太が下に下がっている状態だったので、土台の手前に根太掛けを設置して高さを調整し、その上に新しい根太を取付け、床をできるだけ水平に調整しました。

畳をめくって床を修理します

床が下がっている部分の畳をめくります。畳は同じ箇所に戻さないときちんと隙間ができたりうまく設置することができなくなる可能性があるため、順番に仮置きしておきます。

床下地も一部撤去しました

床を修理する部分の下地板を一部撤去し確認すると、床板を支えている根太が下に沈んでいました。

根太掛け

土台自体が下に下がっていることから、その手前に根太掛けを取付けてできるだけ水平になるように高さを調整しました。また、白蟻の被害に遭ったり木部が腐食しないように防腐剤も塗布しました。

根太でレベルを調整

取付けた根太掛けの上に新しい根太をのせて固定しました。

手前に見えるのが既存の根太で、奥に立ち上がって見えているのが新しく取付けた根太です。

床がかなり沈んでいました

この写真を見ると、既存の根太がかなり下がっており、床が沈んでいたことがよくわかります。建物自体を持ち上げることはできないので、床をできるだけ水平に調整しました。

合板を張りました

床のレベルを調整してから下地の合板を張りました。

構造用合板という強度のある合板を新しく設置した根太に向かってビス留めしました。

畳を復旧

続いて畳を元の位置に戻し、上に敷物を敷いて完了です。

T様邸はこの工事で畳を新調し聚楽を塗り替えますが、工事がまだ先になるので、畳を復旧しました。

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