岸和田市の古くなった配電盤を耐震ブレーカーに入替 7/16

岸和田市O様邸 感震ブレーカー取付工事 

感震ブレーカーに交換

以前やまなか工務店で屋根の葺き替えなどをしていただいた岸和田市のO様より配電盤のご相談をいただきました。既存の配電盤は容量が少なく、古くなってきており、ご高齢のお母様がお一人で暮らしているので、ブレーカーが落ちないかと心配されていました。既存の配電盤が壁の高い位置に取り付けられているので、ブレーカーが落ちた時に手が届きやすい位置に移設してほしいとのことです。また、地震時に自動的にブレーカーが落ちる感震ブレーカーをご希望されました。

はみ出た回路を一つにまとめます

既存の配電盤は容量が少なく、以前一つ増設されていて回路が配電盤の外側に出していました。

新しく設置する配電盤ははみ出した回路も中に収めることができます。

反対側の壁に移設

既存の配電盤は玄関収納の上に設置されていて、ブレーカーが落ちた時に傘などでレバーを押し上げようとしても届きにくい位置にありました。ご高齢になったお母様は背が低いのでなおさらです。そのため、反対側の壁の少し低い位置に移設することになりました。

 

新しい配電盤を取付けます

まずは、新しく設置する配電盤をどの位置にするか確認し、ビスでしっかりと固定しました。

位置が低すぎると行き来する時にぶつかったりするので、適度な位置を確認しました。

配線延長

既存の配電盤の配線を反対側の壁まで延長します。

壁の工事(クロスを貼りかえるなど)と同時に配電盤を移設する時は、壁の内側に配線を隠すことができますが、今回は壁を触らないので、配線を這わせることをご了承いただきました。

配線カバーのベースを取付け

配線をそのままむき出しにすると、見た目が悪く、ごちゃごちゃするので、カバーで隠します。

配線カバーのベースを壁に取り付けて、そこに配線を通します。

延長した配線をカバーで隠します

既存の配電盤から延長してきた配線をカバーのベースの中に入れて、上にカバーを取り付けて隠します。

配線の量が多いとカバーに収めるのが大変です。

感震ブレーカー取付完了

延長した配線を新しい配電盤に接続して完了です。

新しく取付けた配電盤は、感震ブレーカーです。感震ブレーカーは震度5以上の揺れを感知すると自動的に落ちる仕組みが内蔵されたブレーカーです。地震で火災の二次被害を防ぐために作られた製品です。地震時の火災は電気による火災が多かったので、今後発生するかもしれない大地震に備えてご検討されている方はお気軽にご相談ください。

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