和泉市でキッチンとリビングのクロスを貼り替え 10/24

 クロスの職人が、パテ処理を行いました。

クロスの工事には必ずパテ処理の工程がセットになります。それは下地の継ぎ目や段差を解消してからクロスを貼らないとクロスを貼った時に下地のかたちがそのまま出てしまうからです。

 壁や天井の目地や段差部分にパテを塗って下地を処理しました。

パテは凹凸や隙間を埋めるための補修材です。下地の状態によっては何度も塗り重ねないといけないこともあります。パテが乾燥したら表面を大きなヘラでこすって平らに整えます。

 クロスを貼る範囲が広いので現場でクロスの糊付を行いました。

糊付機が置けなかったり、貼る範囲が少ない場合は事前に糊付したクロスを持参することもあります。

 まずは天井からクロスを貼っていきます。

ここは洋室だった部分で、天井のデザインを活かすために垂木の間だけにクロスを貼ることになりました。

 垂木の間にクロスを貼りました。

以前は板の天井だったので白いクロスになるだけで雰囲気ががらっと変わります。

奥さまにもこの天井は気に入っていただけました。

 キッチン側の天井はすべてクロス貼りになります。

糊付した長いクロスを持ち上げて天井に貼っていきます。クロスの長さはあらかじめ計測して貼る場所に合わせてカットして準備しています。

 O様邸は平屋建てで、キッチンの端の天井に大きな梁があります。

梁は抜けないので、下地で囲んでクロスを貼って仕上げます。熟練のクロス職人なので、複雑な形状の部分もきれいに貼ることができます。

 この工事で壁付だったキッチンを対面キッチンに入替えました。

造作したキッチンカウンターの壁は周囲のクロスと色を変えてアクセントにします。

 クロス貼完了です！

床が濃い色で天井・壁が白くなりシックでおしゃれな空間になりました。デザインを活かした天井の木部も濃い茶色なので、床の雰囲気と合っていますね！

カウンターのアクセントのクロスは控えめな色にしたので、上品な仕上がりになりました。

 キッチン側から見た洋室の様子です。

天井や窓枠、床の色が統一されて、壁が白くなったのでどちらも引き立てています。

「私もここに住みたいな～」と思う、おしゃれなリフォームになりました。