岸和田市K様邸 古くなったブロック塀の解体のご相談
岸和田市にお住いのK様よりブロック塀の解体などのご相談をいただき現地調査にお伺いしました。
ブロック塀の劣化が進むと大きな地震が発生した時に倒壊する危険性があるので、 岸和田市では人的被害を防止するためにブロック塀の撤去費用の補助金制度があります。
今回はその補助金を利用して工事をしたいとのご希望でした。
岸和田市K様邸 古くなったブロック塀の解体のご相談
岸和田市にお住いのK様よりブロック塀の解体などのご相談をいただき現地調査にお伺いしました。
ブロック塀の劣化が進むと大きな地震が発生した時に倒壊する危険性があるので、 岸和田市では人的被害を防止するためにブロック塀の撤去費用の補助金制度があります。
今回はその補助金を利用して工事をしたいとのご希望でした。
ご相談があったブロック塀です。
K様邸のブロック塀は低いところで6段積み上げられていて、一番高いところでは8段積み上げられていました。ブロック塀の劣化が進んでひび割れてが発生し、通学路に面しているので前から気になっていたそうです。
既存のブロックを撤去して高さを低くして新たに設置し、ブロック塀の上にはアルミ製のフェンスを設置してほしいというご希望です。
ブロック塀の撤去に関して岸和田市の補助金を受けるためには、いくつかの規定があります。
1.ブロック塀などの所有権を有していること
2.岸和田市の市税を滞納していないこと
3.暴力団員又は暴力団密接関係者ではないこと
4.道路などに面していて安全性が確認できない、高さ80㎝以上のブロック塀など
5.隣の敷地との境界にあるブロック塀などは対象外
補助金の限度額は15万円と決められていて、その金額もかかる費用によって変わってきます。
岸和田市K様邸のブロックを確認すると、大きなひび割れが多数発生していました。
建築基準法に基づいて施工されたブロック塀なら約30年程はもつと言われていますが、規定通りに設置されていなかったり、ひび割れや欠損などを処置していない場合は耐久性を維持することができません。
K様邸のブロック塀にはひび割れが多数発生し、割れて剥離している箇所もありました。
このようなブロック塀の劣化症状を補修是す長い間放置すると、大きな地震が発生した時に倒壊して周辺にいる人を危険に晒したり、建物などを傷つける危険性があるので注意しましょう。
また、ブロック塀の中には補強の鉄筋が配置されていますが、ひび割れから雨水が浸入したり、ブロックのコンクリートが中性化すると鉄筋が錆びついてしまいます。錆びついた鉄筋は膨張しますので、内側から力がかかってひび割れが広がってしまいます。
K様邸のブロック塀には「控え壁」が配置されていました。
コンクリートブロックの控え壁とは、ブロックが倒れないように支える補強の壁のことで、ブロック塀の高さが1.2mを超えると設置しないといけません。
1.2mを超えるブロック塀の場合、3.4m以内ごとに控え壁を設置しています。
K様邸はこの工事でブロック塀を解体して新たに設置するのですが、1.2mを超えるので控え壁を配置させていただきます。
K様邸はブロック塀に丸い穴を開けて、そこからガスのメーターを確認できるようになっていました。
新たにブロックを積み上げる際にも、ガスのメーターを確認するための開口を確保します。
K様邸には立派な門柱があり、きれいな状態でしたので、再利用することになりました。
ブロック塀に埋め込まれているポストは古くなってきているのでこの工事で交換することになりました。
岸和田市K様邸の工事のご提案内容
■ 既存のブロック塀を撤去して、高さを低くして新たに設置します。
■ ブロック塀の上に軽くて丈夫なアルミ製のフェンスを設置します。
■ ポストは交換します。
以上の内容で後日工事を行いました。
次は工事着工の様子からご紹介します!
工事着工はこちら ➡ (岸和田市の老朽化したブロック塀の撤去工事)
「ブロック塀が古くなってきたので地震で倒れないか心配」
「ブロック塀の撤去費用って岸和田市から補助金が下りるの?」
など、ブロック塀のことでお困りのことがありましたらやまなか工務店にお気軽にご相談くださいね!