和泉市Y様邸 屋根・外壁塗装 基礎巾木の補修
和泉市Y様邸で屋根と外壁塗装などのご依頼をいただき、塗装前にひび割れた基礎巾木(きそはばき)の補修を行ったのでその様子をご紹介します。
皆さまは「基礎巾木」とはどの部分のことなのか、何のことかご存じですか?
まずは、基礎巾木についてお伝えしていきますね!
和泉市Y様邸 屋根・外壁塗装 基礎巾木の補修
和泉市Y様邸で屋根と外壁塗装などのご依頼をいただき、塗装前にひび割れた基礎巾木(きそはばき)の補修を行ったのでその様子をご紹介します。
皆さまは「基礎巾木」とはどの部分のことなのか、何のことかご存じですか?
まずは、基礎巾木についてお伝えしていきますね!
基礎巾木について
基礎巾木について
基礎巾木とは、外壁の一番下にある地面から出ている基礎の立ち上がり部分のことです。
基礎は建物を下から支える重要な役割があるので、ひび割れが発生すると心配になりますよね・・。
ひび割れの幅が0.3mm以下で、少ししか発生していない場合は耐震性にそれほど影響はありませんが、構造に影響を及ぼす可能性があるひび割れがあれば注意が必要です!
ひび割れにも種類があり、補修が必要なものとそうでない場合があるので、ご自身で確認し、分からないことや心配なことがありましたら、やまなか工務店にご相談くださいね。
和泉市Y様邸の基礎巾木に発生したひび割れについて
和泉市Y様邸の基礎巾木のひび割れを確認すると、幅が広く、手で触ると割れている部分が動いている状態でした。
ひび割れている部分が動くということは、コンクリートの内部で剥離しているということです。
基礎のコンクリートの中には補強の鉄筋が入っているのですが、コンクリートは雨水などの水分を吸い込む性質があるため、鉄筋が錆びついて膨張し、内側からひび割れることがあります。Y様邸もその症状だという見解で、きちんと補修することになりました。
動いている部分にドライバーをあてて、金槌で叩くと、コンクリートの塊が外れました。
真ん中あたりに見えている黒っぽい筋は基礎の補強の鉄筋の錆びです。
鉄筋が錆びついて膨張し、内側からコンクリートを押したことで剥離してしまったのでしょう。
基礎巾木内部の錆びついた鉄筋です。
このようにコンクリートにひび割れが発生したり、剥離する原因は他にもあります。
冬の寒い時期にひび割れから雨水が浸入すると、中に入った水分が凍ります。水分が凍ったり溶けたりする膨張・収縮の動きを繰り返しても、コンクリートが剥離する原因になります。(凍害と言います)
和泉市Y様邸の基礎巾木の補修で使用する補修材について
基礎巾木の欠損部分(剥離した基礎巾木を撤去した部分)に強度のあるエポキシ樹脂モルタルという補修材を充填して補修する方法を取ります。
こちらは、補修材(エポキシ樹脂モルタル)をしっかりと密着させる役割があるプライマーです。今回はAICAのジョリシール・断面修復用防錆プライマーを使用しました。
基礎の鉄筋が錆びついていたので、錆を抑える効果がある防錆プライマーです。
プライマーを塗布した後、エポキシ樹脂モルタルを充填していきます。
プライマーとセットになっている補修材で、AICAのAKモルタルジョリシール・断面修復用軽量エポキシ樹脂モルタルを使用します。
ジョリシールはコンクリートの欠損部に充填して補修するための軽量エポキシ樹脂モルタルです。天井や壁に充填してもダレ(垂れ)がなく、厚みをもたせることが可能です。
基礎巾木の補修完了です!
この後しっかりと硬化養生(硬化するまで保護すること)させました。
AICAのジョリシール・エポキシ樹脂モルタルはとても軽量なので、補修の際に建物に負担をかけることがありません。また、高強度なので同じ箇所が割れる心配が無く、基礎を安全に修復することができます。
「私、家のことはよく分からないし、こんなところにひび割れがあって心配だったんです。修理してもらって良かったです」
Y様に安心していただくことができて良かったです(*^-^*)
前回はこちら(和泉市の外壁の目地部材の取り合いをシーリングで補修)
つづきはこちら(和泉市の玄関屋根を修理して塗装で仕上げました)
この現場ブログの現地調査はこちら(和泉市のカラーベストの屋根と外壁塗装のご相談)
「基礎の部分にひび割れがあって心配」
「基礎の大きなひび割れがあるんだけど大丈夫かな・・」
など、基礎のひび割れのことで気になること、心配なことがありましたらやまなか工務店にご相談くださいね。
もちろんお住いのことならどんなことでもOK!です。