岸和田市のたわんだ床の張り替えや白蟻防蟻工事 12/4
岸和田市にお住いのT様より「廊下などの床がペコペコしてるので、一度見に来てくれませんか?」とご相談があり、現地調査にお伺いしました。
玄関ホール・廊下の床を確認すると、フワフワとしている箇所がありました。
床のたわみはよくある事例ですが「白蟻かも・・」と心配になりますよね・・。
リビング・ダイニングの床も一部傷んでいたので、ホール・廊下と共に張替えることになりました。
「細かいことでもお願いできますか?ドアノブが外れてるんです・・」とのご相談もいただきました。
洗面・脱衣所の入口のドアノブが外れてガムテープを貼っている状態でした。
このままでは不便なので、工事と同時に取付けることになりました。
「和室の畳が反ってきてるんです」とのことでで確認すると、掘り炬燵の部分がへこんできていました。
掘り炬燵はもう使わないそうなので、補強材をいれることになりました。
T様邸の床張替え工事の様子
既存の巾木とクッションフロアを撤去します。
巾木とは、壁と床の間に取り付ける見切り材のことで、クッションフロアとは水に強いシート状の床の仕上げ材のことです。
巾木・クッションフロアの撤去後、既存の床下地を補強します。床下地全体を等間隔でビスネジでしっかりと留めます。
ビスで締め付けることで床が締まり、床鳴りやたわみを防ぐことができます。
既存の床下地をしっかりと補強した後、新しい床下地を設置します。
床全体に接着剤を塗布し、合板をビスで固定します。
床下地の設置が終わりました。この上にクッションフロアを貼り仕上げます。
新しい下地を張ったので、下地が二重になり以前よりも強度が増しました。
T様邸は白アリ防蟻もされるので、床下の調査も行っています。
床下の現況をきちんとくまなく確認しています。
和室の掘り炬燵の上の畳が反ってきていました。
掘り炬燵はもう使わないそうなので、掘り炬燵の部分に角材を設置し補強しています。
下地の目地にパテを塗り、表面を平らにしています。
クッションフロアを貼る専用の接着剤をまんべんなく塗っています。
接着剤を塗った後、クッションフロアを貼っています。
玄関フロアと廊下の床も傷んできていたので張り替えます。ここは既存の床の上に新しいフローリングを上張りします。
先に既存の床を等間隔でビス留めし(増し締めといいます)補強しました。増し締めすることで、しっかりとした床になります。
框を設置し、フローリングを張っています。
明るめのフローリングを張り、完成です。
シロアリ防蟻の様子です。
木部処理で、木部に小さな穴を開け、そこから薬剤を注入します。
洗面所やお風呂場、トイレなどの水廻りの部分等の木材を処理します。
トイレの木部の窓枠にも穴を開けています。
薬剤注入後、この穴は埋め木をして復旧します。
お風呂場の壁タイルも慎重に穴を開けています。この壁は薬剤注入後にコーキングで埋めます。
玄関周りの木部もきちんと処理しています。
床下は、土壌表面に薬剤を散布します。ヤマトシロアリやイエシロアリは、一般に地中を通って建物内に侵入してくることが多いので、建物の基礎の内側や束石の周囲、その他シロアリが通過する恐れのある土壌を薬剤で処理することが、シロアリの侵入を防止する最も効果的な方法になります。
洗面所の入口のドアのドアノブが壊れて、下地も傷んでいたので、下地を取付けています。
下地の設置後、新しくレバーハンドルを取付けました。