熊取町で浮いてきたモルタル外壁を落として復旧!2/25
熊取町で行った外モルタル外壁の修理の様子をご紹介します。
キッチンの窓下のモルタルの外壁に大きなひび割れがあるというご相談をいただき確認すると、外壁が浮いてきていたので落として復旧することになりました!
剥がれてきているモルタルを落として新たにモルタルを塗装します。
モルタルは外壁に張ったラス網という下地の網に塗装されていますが、雨水が廻ったり、下地が傷むと密着力が低くなって浮いたり剥がれてくることがあります。
剥がれてきているモルタルを再び接着することはできないので、不具合を起こしている部分を落として新しいモルタルを塗って復旧していきます。まずは、グラインダーという工具でモルタルを落とす部分と残す部分の取り合いを縁切りします。
縁切りとは文字通り縁を切る作業のことで、縁切りしないと残す壁を破損させてしまいます。
外壁の両側をグラインダーで縁切りした後、モルタルを叩いて落としていきます。
モルタルが浮いている状態でしたので、叩くと簡単に落とすことができました。
この工事でラスカットというモルタルを塗装するための下地を張るため、既存の木下地も撤去します。(既存の木下地の上にラスカットを張ると、外壁が付き出してしまうため)
不具合を起こしていた外壁と下地を撤去しました。
モルタルを落とす部分に外部コンセントが設置されていたので、仮に外してモルタルを塗装した後に復旧させていただきます。
先に透湿防水シート(とうしつぼうすいシート)を張り、その上にラスカットを固定しました。
透湿防水シートとは、湿気を逃がして水分は通さない防水紙のことです。
ラスカットとは、モルタルを塗るための下地の板のことです。耐水性のある合板にモルタルを塗装して仕上げていて、強度があるので耐力壁としても機能を果たせます。
既存の外壁との取り合いには目地を設けるので、目地棒を設置してからモルタルを塗装していきます。
目地を設けると、モルタルのひび割れを防ぐことができます!
モルタル塗装完了後に目地棒を取り除くと溝ができるので、そこにコーキングという充填剤を充填して防水します。
モルタルは厚みを付けるためにたくさん塗装すると乾燥するまでに重みで下がってきてしまうので、2回に分けて塗装しました。
1回目のモルタルを乾燥させてからもう一度塗り重ねて仕上げていきます!
モルタルを2回塗装して完了です!
この後、モルタルをしっかりと乾燥させて目地にコーキングを充填していきます。
モルタルを乾燥させて、目地棒を取り除きました。その溝にコーキングを充填して防水します!
コーキングは乾燥すると弾力のあるゴム状になり、雨水の浸入を防ぐことができます。また、弾性があるので地震で建物が揺れた時にある程度の力を吸収してくれるのでモルタルがひび割れにくくなります。
目地の両側にマスキングテープを貼り、プライマーを塗布しました。
プライマーはコーキングの密着性を向上させる塗料のことです。
プライマーを塗布した後、コーキングを充填しました!
コーキングを溝の奥までしっかりと行き届かせるために、ヘラで押さえるので多めに充填してしっかりと防水していきます。
仮に外していた外部コンセントを固定して外壁の修理完了です!
既存の外壁は表面が砂のような仕上がりですが、同じ仕上げ材がもう製造されていないので、モルタルでの復旧となりました。外壁を塗装すると防水性が向上しますが「将来的に外壁も塗装すると思うので、今回はこのままでいいです」とのご希望でこれで完了となりました(*^-^*)
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外壁の剥がれや浮きで心配されている方へ
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外壁のひび割れや浮きをそのままにしておくと、強風や地震で外壁が落下することがありますので、気になることがありましたらやまなか工務店にご相談くださいね!
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