岸和田市の下屋の葺き替えで野地板が腐食していました!1/4
岸和田市で行った屋根葺き替え工事で、下屋の葺き替えの様子をご紹介します。
S様邸は瓦葺きの屋根で軽量なカラーベストに葺き替えます。下屋の瓦と土を下ろすと野地板が腐食している箇所があったので補修してから構造用合板の野地板を張りました!
S様邸は瓦葺きの屋根で軽量なカラーベストに葺き替えます。下屋の瓦と土を下ろすと野地板が腐食している箇所があったので補修してから構造用合板の野地板を張りました!
岸和田市S様邸の下屋の葺き替え工事の様子
S様邸は木造・2階建ての住宅ですが、1階の面積の方が広い形状です。その分下屋も大きく、下からよく見えます。
屋根を葺き替えると下屋が映えると思います(^^)/
瓦と葺き土を撤去します
下屋の葺き替えも大屋根(おおやね・2階の屋根)と同様に瓦をめくって下地の土を撤去していきます。
屋根の解体時には砂ホコリがたくさん舞うので、平屋根葺き替えでも足場が必要になることがほとんどです。
ホコリや飛散物でお隣に迷惑がかかるのを防ぐために足場の周りにメッシュシートが取り付けられています。
防水紙も撤去します
瓦と葺き土を撤去すると、昔ながらの黒い防水紙が出てきました。
今回の葺き替え工事では、屋根の防水性を向上させるために丈夫で耐久性のある「ゴムアスルーフィング」という防水シートを使用します。
防水シートは屋根材をめくらないと交換することができないので、費用はかかりますができるだけ性能のいいものを使用することをお勧めします(^^)/
野地板(のじいた)がいちぶ腐食していました!
防水紙を撤去すると、野地板が一部腐食していました!
カラーベストを葺くとこの部分は隠れて見えなくなりますが、下地である野地板が傷んでいると屋根の耐久性を維持することができません・・。
S様邸は既存の野地板をそのまま残して新しい野地板を上張りするのですが、先に傷んだ部分を補修させていただきました。
傷んでいる部分を撤去して補修しました
傷んでいる部分を撤去して新しい下地を設置し、合板を張って補修しました。
やまなか工務店は隠れて見えなくなる部分でも問題を見つけた時にはきちんと対応しています。
作業の様子も撮影してお客様にご説明しているので安心してお任せくださいね!(^-^)!
下屋に野地板を張ります
下屋全体に野地板を張っていきます。
既存の野地板は杉のバラ板ですが、そのまま残して構造用合板という強度のある合板を上張りしていきます。
昔は屋根をしっかりと防水できなかったので(性能のいい防水紙がなかったので)、雨水が入ることを前提に、換気させる目的で杉のバラ板に隙間を開けて設置していたと言われていますが、現在は防水性の高い「ルーフィング」が普及されているので、野地板にも強度が求められるようになりました。
下屋全体に野地板を張っていきます。
杉のバラ板の時は劣化が進んでいたので、上を歩くと踏み抜く可能性があり危険でしたが、野地板を設置することで屋根材をしっかりと支えることができるようになりました(*^_^*)
ルーフィングを敷きます
野地板を設置した後、ゴムアスルーフィングを敷いて防水しました!
ルーフィングは防水の要です!
屋根材が雨水から守っているように思われがちですが、屋根材はあくまでも仕上げや美観性に対するもので、屋根を防水しているのはルーフィングなどの防水材です。どんなにいい屋根材を使っても防水シートを施工していないとたちまち雨漏りしますし、野地板などの屋根内部を傷めてしまいます。
やまなか工務店は一つ一つの工程を確実に行っておりますので安心してお任せくださいね(^-^)/
次の現場ブログで下屋のカラーベスト葺き等の様子をご紹介させていただきます!
【岸和田市S様邸の現場ブログ】
現地調査 岸和田市で屋根の老朽化により屋根を葺き替えることになりました!
前回はこちら 岸和田市の屋根葺き替えでカラーベスト葺きをご紹介!
つづきはこちら ➡ 岸和田市の下屋の葺き替えで水切りを取付けてカラーベストを葺きました!
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