和泉市の和室の壁に天然木化粧合板を張りました!8/3
和泉市F様邸で和室の内装リフォームを行ないました。
和室を洋室にするのですが、天井は和天井のままで板を張り替えてきれいにすることになりました。
和室を洋室にするのですが、天井は和天井のままで板を張り替えてきれいにすることになりました。

竿縁天井とは和室の天井の形状のひとつで、竿と呼ばれる天井の端から端に渡した木で天井板を押さえて張ります。板同士の継ぎ目に隙間ができないように固定しました。
それでは工事の様子をご覧ください(^-^)/
天井板をめくりました

F様邸は和室を洋室にリフォームするので竿縁を隠して板を張ることも検討しましたが、竿縁がそれほど傷んでいなかったことと、既存の木部が見える箇所があったので、それに合わせて敢えて竿縁天井のデザインを活かす方向でリフォームすることになりました。
化粧合板を張ります

F様邸で使用するのは化粧合板(プリント合板)です。
合板とは薄い板を何枚も貼り合わせた合板のことで、表面にプリントした板を貼ったものを「プリント合板」、天然木を貼った合板を「天然木化粧合板」と言います。
最近の化粧合板には色が複数ありますが、お部屋が明るく見えるように白っぽい色の板を採用しました。
丸玉産業株式会社の特選プリント・オーク柄です。
端から順番に化粧合板を納めていきます

板をのせるだけだと継ぎ目に隙間ができて見た目が悪くなってしまいます。ですので、竿縁がある箇所で釘で固定してあげると板が揃ってたわみも少なくなります。
押入れだった部分の天井にも化粧合板(プリント合板)を張りました

押入れがあった箇所の天井もお部屋の天井となるので、化粧合板を張って仕上げました。
壁には天然木の化粧合板を張ります

天然木化粧合板とは木肌や木目が美しい木材を薄くスライスした板(ツキ板とも呼びます)を合板の表面に貼ったものです。
木材をスライスしたものを貼っているので、プリント合板と比べると手触りや質感が滑らかです。
プリント合板よりも費用がかかりますが、見た目も高級感があるので「木の雰囲気が好き!」という方にお勧めですよ~(^-^)/
天然木化粧合板をエアータッカーで固定します

その下地に向かって天然木化粧合板を張ります。
エアータッカーという電動工具で釘を打ちつけて固定しました。
押入れがあった部分の壁にも天然木化粧合板を張りました

株式会社クトクマーケティングの天然木化粧合板「ファンシー」のタモ柾目ピーリング(7本溝)です。
ファンシーには色が数種類ありますので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでいただくことができます。
木の風合いや温かみが好きな方におススメですよ~☆
木の質感が美しいですね(^-^)/
天袋の襖は洋風の建具に交換しました

襖のままだとお部屋に馴染まないので建具職人が洋風の建具を製作し、現場で設置しました。
お部屋の板張りの壁に似合うように事前に色決めを行い、4枚建具を製作しています。
次は洋室の内装工事の様子をご紹介させていただきますね(^-^)/
【和泉市F様邸の工事】
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