岸和田市で和室2部屋とキッチンのクロス貼替工事の様子をご紹介
次はいよいよこの下地の上からクロスを貼っていく作業になります♪
パテは、硬すぎると下地に塗っても生地が伸びず、柔らかすぎると下に垂れてしまう為、適度な硬さが必要です。
専門の職人が硬さを見ながらパテを作っていきます。
パテとは？
クロス貼りなどの下地処理として、石膏ボードの継ぎ手の目地の段差を平らにしたり、釘やビスの穴を塞いで穴を平にする為の粘土の様な素材。
次に下地にパテを塗っていきます。
既存のクロスを捲った下地に穴が開いていたりしたら、パテで穴や隙間を補修しないと、クロスを貼った時にクロスに空気が入って凸凹になって綺麗にクロスが貼れないし、見た目もよく無いので、パテ作業はクロスの貼替で重要な下地作業になります。
糊付け機とは？
糊付け機にクロスをセットして自動で糊を付ける機械のこと。
まず、糊の濃度の調整する。
機械に糊をセットする際、糊の濃度の調整が重要です。
糊は、適度な濃度に水で薄めます。
糊を濃いめにすると、クロスはくっつきやすくなりますが、クロスを壁に貼った時に糊がクロスからはみ出て垂れたり、工具などについてクロスを汚してしまうこともありますので、貼っても剥がれにくく糊がはみ出さないくらいの濃さの糊をつくる必要があります。
一方、糊が薄いとクロスがくっつきにくく、隙間ができて隙間から空気が入ってしまいクロスを貼った時に凸凹になったりして見た目がよくありません。
下地の材質によっては糊を吸収する下地の場合もあります。
糊の濃度は職人が適度な濃度になるように調整しています。
糊ができ上ったら、糊付け機に糊とクロスをセットします。
クロスは、あい裁ち(だち)工法と言う貼り方で貼っていきます。
あい裁ち工法とは？
あい裁ち工法とは別名「重ね切り」または「重ね貼り」とも呼ばれている。
クロスの継ぎ目と継ぎ目を少し重ねて重なった部分をカットして貼り付ける方法のこと。
クロスは、空気が入らないように専用のローラーで伸ばして空気を抜きながら貼っていきます。
クロスの柄は和柄で、土壁風の壁になります。
キッチンのクロスの貼替は、天井部分から先に行っていきます。
※天井部分から先に貼り替えないと天井にクロスを貼った時の糊が垂れて、壁を汚してしまう恐れがあるので、壁のクロスの貼替は、
天井のクロスの貼替が終わってから行います。
天井のクロスの貼替が終わったら、壁のクロスを貼ってキッチンのクロスの貼替は完了になります!!
キッチンには、大型家具があるので、食器棚の食器はお客様に中身を出していただいていれば、家具の移動はこちらで行い
作業終了後も元の位置にきちんとお戻ししますので、ご安心下さいね!!
クロスの貼替時期はご家庭の環境にもより異なりますが、だいたい5年～10年程度で貼替の時期と言われています。
クロスがめくれてきたり、変色してきたり、汚れや傷が目立ってきたらクロス貼替時期の目安だとお考え下さい。
クロスの汚れやクロスの剥がれ、お部屋の模様替えなどでクロスの貼替をご検討中のお客様は、是非、やまなか工務店にご相談下さいね!!