岸和田市で雨漏り修理工事･雨水の浸入を防ぐガルバリウム鋼板設置
雨漏り箇所は、現場調査で確認が済んでいるので、今回は、下屋に梯子で上がり雨漏り工事の作業を行います。
雨漏り工事は、2階の屋根で作業をする場合は、職人の安全面や工事がスムーズに行えるように足場を組んで行いますが、今回は下屋での作業になるので、梯子を使って作業します。
漆喰(しっくい)とは？
瓦の隙間を埋めて瓦の下にある葺き土を守る役割をしている粘土質で防水効果のあるもの。
桟瓦(さんがわら)とは？
瓦が波型のように凹凸のある瓦のこと。
雨仕舞(あまじまい)とは？
雨仕舞とは、建物内への雨水の浸入を防ぐ仕組みのことで、住宅に降り注ぐ雨水が屋根やベランダに留まらずに、雨樋などに流れて排水しやすいようにすること。
雨仕舞は、建物を家を建てる時や、雨漏りの工事、屋根のメンテナンスなどで重要な作業になります。
角にでっぱりがあるままだと板金を付けた時にその部分だけ板金が浮いてしまうからです。
壁際水切りとは？
雨水が内部に浸入するのを防止する役割をするもの。
角の部分を取ったら、職人が現場で板金はさみや、つかみ箸と言う道具を使って板金の加工を行います。
板金の事を別名「ガルバリウム鋼板」とも言われています。
板金はさみとは？
薄い金属板などを切断する為ののハサミで、ハサミの材質には炭素鋼やステンレス、モリブデン鋼などが使われている。
つかみ箸とは？
薄い板を加工する際に板を挟んで持つ時に使う道具。
コーキングとは？
外壁の継ぎ目などにできる隙間に詰め物をしてふさいで、気密性や防水性を高める材料。
次に板金をビスで固定する為、固定してビスを打つ所に穴を開けていきます。
穴を開けたらビスを打って固定します。
充填する前にコーキング剤が外壁につかないように外壁部分を養生テープできちんと養生してから作業を行います。
コーキング剤を充填したらコーキングをなじませます。
外壁側のコーキング剤は白色のコーキング剤を使用し、屋根の瓦側のコーキングは黒色のコーキング剤を使用して見た目を綺麗に仕上げました。
これでY様邸の雨漏り工事は完了です。
Y様邸は、壁際水切りが外壁の中に入っていてその上からガルバリウム鋼板をつけたので、雨が降っても雨水の浸入を二重で防ぐ事ができますね。
漆喰(しっくい)と桟瓦(さんがわら)の取り合いの部分には雨仕舞を行いましたので、雨が降っても雨水が上手く排水されやすくなりました。
お客様には、暫く雨漏りがしていないか様子を見ていただく事になりました。
お客様より雨が吹き降りになった時は心配でしたが、雨水が住宅内に侵入する要素を塞いでいただいたので安心です。あとは暫く様子を見てみます。とのお言葉をいただきました!
天井の雨水のシミや雨漏りでお悩みのお客様、屋根の点検をして欲しいけどどこに頼んだらいいのかわからない？とお悩みのお客様は、是非、やまなか工務店にご相談下さいね!!