父ちゃん・母ちゃん家物語(奇跡の物語)No.18
気になる床下!現況!No.18 岸和田市 山中真二のブログ
気になる床下の現況です! 柱や床束が一つ石の上に、ポンとのっかってるだけでした・・・。根本的に対策する必要ありです!岸和田市 山中真二のブログ
つづいて、気になる床下の現況です。
リフォーム工事を検討する場合、やはり気になるのは床下の基礎の状態、土台・大引き・床束・根太・根がらみ等の床組みの状態です。
いくら、室内などの、間取りや、見えがかり部分(床・壁・天井)を美しく、綺麗に、
使いやすくしても、基礎や土台など
主要な構造部分が頼りないと、
すでに地震の可動期に突入してる日本での建物は倒壊する可能性が高く、
危険すぎるのです。
観てみると、やはり基礎らしい、基礎がないんです。柱や床束が一つ石の上に、ポンとのっかってるだけなんです。
奈良の法隆寺などの柱も基礎石のうえに建ってるだけですけど、樹齢千年以上の粘りのある丸柱が、
地震で基礎石から少しずれても、数十年の間に柱が元の位置に戻るそうなんです。
それは、それですごいし、いいことだと思います。
しかし、実家の柱は、そこまでいいものでないし、
すでに劣化して一部腐敗し、
本来の木の粘りと強度はなく、
空き家であれば、既に朽ち果ててたと思います。
日頃の業務のひとつで、耐震診断者の私が、専用ソフトで計算結果を出しても、評点は0(ゼロ)以下になると思います。
それから、父ちゃんが、たぶん猫などの小動物が床下に入り込まないよう、床下の隙間を、いろんな板で塞いでるんですが、床下の空気の流れを妨げ、換気が不十分で、床下に湿気がいつもある状態です。
これは、木材が劣化する原因なんです。
白蟻も好んでとりつくでしょう。
「根本的に対策する必要性あり!」と感じました。
それと、この床下の一部に、サツマイモ類貯蔵のための半地下スペースがあったと思うんです。
このことは、別の機会にお話しします。
(平成25年5月2日の出来事その12)