忠岡町で錆びた棟板金が一部飛散し、テラスの塩ビ波板も張替検討！

忠岡町在住K様より
台風で棟板金とテラスの波板が一部飛散したとご相談頂きました。

今回の現場日記では、現場調査を行った時の様子をご紹介します。

棟板金・波板の飛散以外にも、雨漏りしている箇所がありましたので、
雨漏り調査もおこないました。

やまなか工務店では、内装工事以外にも
屋根工事や雨漏り工事もおこなっていますのでお気軽にご相談ください★

忠岡町在住K様邸へお伺いしました

棟板金以外に貫板も飛散していました

棟板金(むねばんきん)とは、屋根面の取合いに設置された板金の事で、
雨水の侵入を防いだり、屋根材を固定する為に必要となります。

忠岡町在住K様邸では、棟板金以外にも棟板金を固定する為の下地である
「貫板(ぬきいた)」も片方飛散していました。

残っていた貫板も経年劣化で腐食して
強度が低下していましたので、交換することになりました。

飛散していない棟板金も変形しており、錆びが目立っていました。
棟板金や棟板金を固定する釘が錆びてくると、
釘穴が広がって釘が抜けてしまうことがあります。

K様邸でも何本か釘が抜けており、
他の棟板金も飛散する危険性がありました(>_<)

棟板金の釘が抜ける原因はサビ以外にも、
気温の寒暖差や、強風が原因で抜けることもありますので、
定期的に釘が抜けていないか、点検することをおススメします。

テラス屋根の塩ビ波板が割れて飛散していました

K様邸で使用されていた波板は塩ビ製のもので、
変色・変形を起こして割れやすい状態となっていました。

塩ビ製の波板は熱や紫外線の影響で劣化しやすく、
約３年程で硬化してきますので耐用年数も短くなっています。

テラス屋根以外にも、テラス本体に設置されている
竪樋(たてとい)も無くなっていました。

竪樋とは雨樋(あまどい)の一種で、屋根に降った雨水を排水させるための部材です。
竪樋は縦方向に取り付けられた雨樋の事を言います。

忠岡町在住K様邸へのご提案では、
既存の塩ビ波板も全て撤去し、耐用年数が長いポリカ波板へと張替えます。
竪樋が無くなっている部分には、修復用の竪樋を設置するご提案をさせていただきました。

ついでに雨漏りしている場所も見てほしいんです・・・

雨漏りしていた付近を調査すると、
外壁に２ヵ所クラックが発生していました。

クラックとはひび割れの事を言い、
クラックの隙間から雨水が侵入すると雨漏りする事があります。

雨漏り調査の結果、外壁に発生したクラックが原因では無いかと思い、
外壁補修工事のご提案もさせていただきました。


次回は工事の様子をご紹介したいと思います(*^^*)