忠岡町の雨漏り修理でベランダを防水!下地調整をご紹介!10/1
忠岡町の雨漏り修理でベランダ防水工事を行ことになりました。
O様邸のベランダは防水シートの上に保護モルタルを敷いた形状で、経年で保護モルタルにひび割れが発生していました!下のお部屋の天井で雨漏りしたので防水をやり直します。
ご提案したのは「ウレタン防水」です。この記事では下地調整の様子をご紹介させていただきます。
O様邸のベランダです。
経年で床面などにひび割れが発生して下のお部屋に雨漏りしてしまいました。
ひび割れをそのままにして防水すると見た目はきれいになりますが、ひび割れは元に戻りません。防水性を向上させるために、ひび割れを補修し、下地を調整していきます。
まずは「ケレン・清掃」を行います。
ケレンとは、旧塗膜をそぎ落としたり、錆や汚れを取り除く作業のことです。
ベランダに汚れなどが付着した状態で防水すると、防水層がしっかりと密着しないので長持ちしません。ケレン・清掃作業はこの後施工する防水層の寿命を延ばすための工程です。
ケレン・清掃後、ひび割れと目地の補修を行いました。
ひび割れ箇所と目地にコーキングを充填して補修する作業です。
コーキングがしっかりと密着するように、プライマーを塗布しました。
プライマーは接着効果がある透明の塗料です。
ひび割れと目地の補修で使用するコーキングです。
O様邸はこの後ウレタン防水を施すので、ウレタン防水材と相性のいいコーキングを使用しています。コーキングには種類がたくさんありますが、使用する箇所や他の工事との兼ね合いを踏まえて選定しないといけません。
プライマーを塗布した後、コーキングを充填しました。
ひび割れ、目地、壁との取り合い部分にコーキングを充填して雨漏りのリスクが高い箇所を事前に処置し、防水性を向上させています。
続いてカチオンフィラーで下地を調整します。
カチオンフィラーとはセメント系の下地調整材で、ベランダ全体に塗装することで新しい下地を形成することができます。
ベランダの立ち上がり部分も防水するので、カチオンフィラーを塗装して下地を調整していきます。
金鏝や刷毛を使って床面全体に塗装しました。
ベランダの下地調整完了です!
カチオンフィラーは薄塗で新しい下地を形成することができますので、建物に負担をかけることがありません。下地を健全に整えることでこの後施工する防水層が長持ちします。
次はウレタン防水の様子をご紹介させていただきますね(*^-^*)
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