岸和田市でモルタル外壁に発生したひび割れの修理 3/15

岸和田市H様邸 外壁塗装とその他改修工事

足場設置完了

岸和田市の外壁塗装工事に伴う躯体補修のご紹介です。

H様邸の外壁はモルタルの塗り壁で、大きなクラック(ひび割れ)がいくつか発生していました。

塗装をすれば、一見きれいに見えますが、塗装ではひび割れを修理することはできないですし、またすぐに同じところから割れてきてしまいます。建物の防水性能を確保するためにも、塗装をかける前にひび割れや建物の老朽化した箇所をきちんと修理することが大切です。

ひび割れを修理します

このような幅の広いひび割れがいくつか発生していました。

細いひび割れ(ヘアークラック)の場合、補修は必要ないですが、幅が広くなると雨漏りの原因になることがありますのできちんとした補修が必要となります。

カッター切り

ひび割れの補修の様子をご紹介します。

まずは、ひび割れ面に沿って電動カッターで切り込みを入れます。

この補修方法は、ひび割れの中に強度のある補修材を詰めて接着する方法なので、補修材が奥まで行き届くようにひび割れを広げています。

刷毛できれいに掃除

ひび割れをカッター切りしてから、断面の中を刷毛できれいに掃除します。

カッター切りした際に外壁の粉塵がたくさん出るので、そのまま補修材を詰めると粉塵が間にかんでうまく密着しません。

プライマーを塗布します

断面をきれいに掃除してから、プライマーを塗布します。

プライマーは接着剤の役割がある塗料で、この上に充填する補修材をしっかりとくっつけてくれます。そのため、塗りムラなく塗布することが大切です。

エポキシ樹脂モルタルを充填

プライマー塗布後、エポキシ樹脂モルタルを充填します。

エポキシ樹脂モルタルは1液と2液を練り込んで使用する補修材で、軽量で強度があります。

奥までしっかりと充填します

ひび割れの奥まで行き届くように押さえて、表面をきれいに整えて仕上げます。

補修跡は表面が平らになりますので、このまま塗装すると目立ってしまいます。ですので、外壁に馴染むように塗装前に塗料を使って周囲の外壁に似た模様をつけるパターン付けを行います。

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