泉佐野市の外壁塗装でひび割れ補修箇所をパターン付け 5/23

泉佐野市T様邸 耐震工事を含めた全面リフォーム工事 


泉佐野市の外壁塗装です。T様邸はモルタルの塗り壁で、経年で外壁表面の塗膜が剥がれてきていました。全体的に色褪せてきている為、見た目に古い印象を与えていて、汚れも目立っていました。また、劣化症状の一つであるひび割れがいくつか生じていたので、先に補修してからの塗装です。外壁の塗り替えでは「高圧洗浄」から始まり、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程に分けて塗装します。長持ちする健全な塗膜に仕上げるためにはどの工程も必須です。また、塗装前にひび割れの補修など建物の躯体を補修することも大切です。

ひび割れ補修完了

前回の記事で詳しくご紹介した、外壁のひび割れ補修です。

髪の毛ほどの細さのひ割れなら弾性の塗料を刷り込んで埋めることができますが、幅の広いひび割れは事前に補修しないと防水性を確保できません。

基礎のひび割れも補修

T様邸は外壁の他に、大事な基礎部分にもひび割れが発生していたので、高強度の補修材(エポキシ樹脂モルタル)を充填してきちんと補修しました。

高圧洗浄で汚れを落とします

ひび割れを補修したあと、高圧洗浄で水洗いしました。

塗装面が汚れた状態でそのまま塗装すると、汚れが絡んでダマになるなど仕上がりに悪影響を与えてしまいます。また、汚れが絡むと塗装面に塗料が密着しないので剥がれの原因になります。

ひび割れをパターン付け

高圧洗浄後、水分をしっかりと乾燥させてからひび割れを補修した部分のパターン付けを行いました。

ひび割れを補修した面は平らになっているので、そのまま塗装するとそこだけが目立ってしまいます。そのため、塗装する前に周囲の外壁に似た模様を付けて処置しないといけません。

 

窓などを養生しました

外壁全体の塗装を行う前に、各所を養生しました。窓や雨樋、玄関引き戸や周囲の土間などをシートで覆う作業です。外壁を塗装する時に塗装しない部分及び後から塗装する部分に塗料が付かないように保護することを「養生」といいます。

下塗りします

続いて塗装の工程です。

まずは下塗りです。T様邸は軒天井の仕上げもモルタルなので外壁と同じ塗料で塗装していきます。

下塗りは中塗り・上塗り塗料をしっかりと密着させるための工程です。

中塗りです

下塗り後、中塗りします。

基本的に中塗りと上塗り塗料は同じ塗料を使用するので、色付けの工程になります。

1度塗っただけでは塗る村ができるので、同じ塗料を塗り重ねて美観性を確保します。

上塗りで仕上げます

中塗り乾燥後、上塗りします。

下に塗った塗膜を乾燥させてからもう一度塗り重ねることで、塗膜厚みが付きます。

どんなにいい塗料を使っても、厚みがないと性能を発揮できないですし、長持ちしません。美観性と塗料の性能を確保するために必ず2回に塗り分けます。

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