高石市の玄関ホールと廊下の床に新しいフローリングを上張り! 7/29

高石市K様邸 全面リフォーム 玄関ホールと廊下の床張替 

 

高石市の内装工事で玄関ホールと廊下の床張替の様子をご紹介します。既存の床の上に新しいフローリングを張る「増し張り」です。まずは既存の床を補強するために、床下の根太に向かって一定間隔でビスを打ちます。ビスで床を根太にしっかりと固定することで床の緩みを防止でき、床鳴りも抑えることができます。床鳴りは木材が乾燥して収縮した際に隙間ができ、木材同士が擦れた時に発生するので、隙間ができないように締め付けることが有効です。その上に新しいフローリングを張るので以前よりも強い床になります。フローリングを上張りすることで玄関框との間に段差が生じ、フローリングの小口が見えてくるので、リフォーム框を上に取付けました。他、キッチンの解体・撤去も行いました。

玄関ホールと廊下の内装

玄関ホールと廊下の現況です。

玄関框が擦り切れていて気になる、とのことです。框とは玄関の土間と床との段差の部分に取り付ける化粧材のことです。

奥に見えているのはLDKで、この工事で同時に床を上張りするので、その分段差が少なくなります。

巾木を外します

まずは既存の巾木(はばき)を外していきます。

巾木とは、壁と床との見切り材のことで、傷つきやすい部分を保護する役割もあります。新しいフローリングを張ってから巾木を取付けると取り合い部が隠れてきれいに仕上がります。

既存の床をビスで補強

既存の床を一定間隔でビスで締め付けて補強します。

床下にある根太に向かってしっかりと固定することで床のたわみやきしみを防止することができます。この作業のことを「増し締め」と言います。

リフォーム框を取付けます

巾木を撤去し、既存の床を増し締めしてからリフォーム框を取付けます。

框を交換するとなると大掛かりな工事になるので、改修の場合は既存の框の上に被せて取り付けることができるリフォーム用の框を用いることがほとんどです。


フローリングを上張り

形状に合わせて框を加工し、接着剤を塗布してからはめ込んで固定します。釘を使用しないで固定しているので、端から端までしっかりと固定できるように気をあてて押さえました。

LDKなどにも同じフロアを貼ります

玄関ホールから奥に続く廊下、LDKの床も同じフローリングを上張りして仕上げます。

この工事でトイレや周囲のお部屋の床も改修するので段差が少なくなります。(バリアフリーにする場合は敷居を撤去しないといけません)

キッチンを解体します

続いてLDKの床も改修するので、先に既存のキッチンを解体して撤去します。

K様邸はこの工事でキッチンも入れ替えます。もしキッチンを再利用し、床のみを張り替える場合はキッチンを仮撤去することがあります。

タイル壁はパネルになります

キッチン・吊戸棚等を解体して撤去しました。

タイル部分にはお掃除しやすいキッチンパネルを貼るので以前よりもお手入れが簡単になります。

 

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