忠岡町で下屋の棟、壁際水切りを取付ける防水工事を行いました 1/21
以前の台風の時に別業者が工事に入ったが施主様が工事の内容が良くないと思われて、心配で下屋と壁際を見てほしいとのご相談をいただきました。
現地調査後、ご提案を行い、水切りの取り付け、棟の防水を行う事が決まり工事を行う事になりました。
当日は棟を取り外し防水し復旧、壁際には水切りの設置を行いました。
それでは工事の様子へどうぞ!
下棟を取り外す際は板金に打たれている釘またはビスを取り外します。
※棟とは屋根のてっぺんの水平になった部分で、下棟は斜めに下りる棟のことです。
板金は釘留めされているので、板金を傷めないように釘を抜いていきます。
全て抜き終えると繋ぎ目を外していきます。
コーキングと板金同士が噛み合っていたりするので注意深く取り外しました。
板金を取り外し終えました。
貫板(棟板金の下地の板)自体には水は回っていませんでしたが、貫板がグラグラ動いていた為ビスで固定箇所を増やししっかり押さえました。
貫板の両サイドは水を吸う恐れがある為コーキングを充填し防水しました。
これで雨、風の対策は出来ました。
貫板の固定、防水が終わり板金の復旧を行っていきます。
一番下の役物から順に固定していきます。
重なる箇所にはコーキングを充填し重ね板金同士を噛み合わせ元々付いていた板金で復旧しました。
板金の固定も釘では無くビスで固定し防水も出来ているので雨風は心配なくなりました。次に壁際の水切りの取り付けです。
事前に採寸し工場にて加工し現地では長さと各凹凸部の加工だけの状態で持ってきて取り付けていきました。
水切り上部に水の侵入を防ぐためにコーキングで壁と水切りの隙間をなくし取り付けました。
取り付けの際も既存水切りに密着するようにビスで固定しました。
壁際はコーキングとビスでしっかり固定できましたが屋根に当たる箇所はビスで固定出来ないのでコーキングを大きく玉にして板金を固定しました。
角は重なり部を残しカットしました。
重なりを作っておくと合わせた際に隙間無く仕上げれて綺麗に仕上がります。
角の板金の繋ぎ目にもコーキングを充填し防水しておきます。
重なる箇所を現地で加工してくれ綺麗に角が出来ました。
コーキング、ビス、板金同士の噛み合わせでしっかり固定しました。
マスキングをしコーキングを充填し隙間ができないようにしました。
最後に壁際にあるクラックをコーキングで塞いで完了になります。
細かなクラックにもコーキングを充填し今回の工事は完了になりました。
今回の工事はきっちり収まる様に採寸時に板金職人さんが採寸を行ってくれ取り付けの加工も現地で行ってくれていたおかげでスムーズに取り付けを行なえました。
屋根の工事が終わりましたので次回は軒天の有孔ボードの張り替え時の様子を書きます。
軒天の修理はこちら
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