岸和田市で屋根の老朽化により屋根を葺き替えることになりました!12/30
岸和田市にお住いのS様より雨漏りのご相談をいただき屋根葺き替え工事を行ことになりました。
この記事では屋根の現況をご紹介します。
S様邸は木造・2階建てで、土葺きの瓦屋根です。雨漏りを繰り返して大変お困りでした。
屋根を調査すると老朽化が進んでいたので部分的な修理では雨漏りが止まらないと判断し、葺き替えることになりました。
この記事では屋根の現況をご紹介します。
S様邸は木造・2階建てで、土葺きの瓦屋根です。雨漏りを繰り返して大変お困りでした。
屋根を調査すると老朽化が進んでいたので部分的な修理では雨漏りが止まらないと判断し、葺き替えることになりました。
岸和田市S様邸の屋根調査について
「以前から雨漏りしていてなかなか止まらないんです。屋根も古くなっているのでどうしたらいいか分からなくて・・」岸和田市にお住いのS様よりご相談をいただきました。
S様邸は一部2階がありましたが、下屋の面積が広い形状でした。
袖瓦(そでかわら)がズレていました
雨漏りの原因を調査するため屋根を確認しました。
一番初めに目に留まったのは「袖瓦」です。
袖瓦とは屋根のケラバ(一番端)に葺く瓦のことで、大きくズレて隙間があいていました・・・!
瓦がズレて完全に隙間があいているので雨水がどんどん入り込んでしまいます。また、袖瓦を固定するために詰められた漆喰(しっくい)も剥がれてボロボロになっている状態です。
屋根全体の瓦がズレていました
S様邸の屋根は老朽化が進み、全体的に瓦がズレていました!
屋根の上に上がると瓦が抜け落ちたり割れる可能性があったので、軒先から確認させていただきました。
瓦のズレを戻してもきちんと収まらない(ズレが戻らない)可能性が高く、屋根の野地板(下地の板)も劣化している危険性があったので、今後安心して過ごせるように屋根を葺き替えるご提案をさせていただきました。
袖瓦が落下している箇所がありました
袖瓦が落下している箇所もありました。
これは数年前の台風の影響で、修理ができないままでいたそうです。
袖瓦は屋根の一番端に葺く瓦なので、軒天(のきてん・外壁よりも突き出た屋根の裏面)がある形状だと、瓦が抜け落ちても室内に雨漏りすることはありません。
軒天に雨水が廻っていました
S様邸は軒天があったので、袖瓦が落ちても部屋内に雨漏りしませんでしたが、軒天には雨水が廻っていました。
このまま放置し続けると屋根の野地板が腐食したり、軒天が落下する可能性があります。
下屋も老朽化が進んでいました
下屋も老朽化が進んでいました!
S様邸は大屋根(2階の屋根)よりも下屋の方が面積が広いです。
屋根を葺き替える時には下屋もすべて葺き替えるので丈夫な屋根に生まれ変わります。
玄関庇(げんかんひさし)も修理します
玄関庇の天井板がめくれてきていたので同時に修理します。
天井板がめくれた原因は庇の屋根からの雨漏りでしたので、屋根の板金も交換することになりました。
また、外壁も塗装の時期を迎えていたので足場を設置するタイミングで塗装します。
鉄製のベランダは撤去して交換します
「ベランダも古くなって落ちてこないか心配なんです」とのご相談をいただきました。
S様邸のベランダは鉄製で全体的に錆が進行して危険な状態でした。現在ベランダを使うことがないとのことでしたので撤去して洗濯物を干すためにアルミ製のテラスを設置することになりました。
次は工事着工で、ベランダの撤去の様子からご紹介させていただきます。
【岸和田市S様邸の現場ブログ】
つづきはこちら ➡ 岸和田市の錆びつき危険だった鉄製のベランダを撤去!