阪南市K様邸 内装リフォームとベランダ防水工事
阪南市にお住いのK様より和室の聚楽壁と玄関ホール・廊下の床張替、ベランダのメンテナンスのご相談をいただき、各所の工事を行うことになりました。
K様邸は木造・2階建ての住宅です。現地調査を実施して、和室の聚楽壁をクロス貼りに、玄関ホールと廊下の床の改修、ベランダの防水のメンテナンスを行うことになりました。
阪南市K様邸 内装リフォームとベランダ防水工事
阪南市にお住いのK様より和室の聚楽壁と玄関ホール・廊下の床張替、ベランダのメンテナンスのご相談をいただき、各所の工事を行うことになりました。
K様邸は木造・2階建ての住宅です。現地調査を実施して、和室の聚楽壁をクロス貼りに、玄関ホールと廊下の床の改修、ベランダの防水のメンテナンスを行うことになりました。
阪南市K様邸は木造・2階建ての住宅で、築33年になります。
屋根と外壁は以前塗装されたとのことで、きれいに外観でした。
今回はお部屋の中で気になることがあるとのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
この現場ブログでは阪南市K様邸のお困りごとのご相談内容と工事箇所についてお伝えします。
和室の聚楽壁のご相談
1階和室の聚楽壁(じゅらくかべ)のご相談をいただきました。
聚楽壁とは土壁のことで、主に和室の壁で使用されています。湿度を調整したり、防火性や断熱性など様々な特徴があります。
昔の聚楽壁は劣化するとポロポロと剥がれてきていましたが、最近は性能が良くなり剥がれにくくなっています。
阪南市K様の和室の聚楽壁のお困りごとは、「壁に発生したカビ」です。
写真を見ていただくと、壁に黒いものが点々と無数についていることが分かります。
これがカビです。
この和室は普段から湿度が高く、窓を開けて換気をしていますがカビが発生してしまったそうです。
新しい聚楽壁を塗るときれいになりますが、またカビが生えるといけないので、拭き掃除ができるビニールクロスの壁に改修することになりました。
聚楽壁の上にはクロスを直接貼ることができないので、合板下地を設置するご提案で、仕上げは「真壁仕上げ・しんかべしあげ」になります。
真壁仕上げに対して大壁仕上げもありますので、先にそれぞれの違いを簡単にご説明します。
真壁仕上げと大壁仕上げについて
K様邸で真壁仕上げをご提案した理由
真壁仕上げを大壁にするとなると、柱の上に合板下地を張らないといけませんが、その場合、柱と柱の間に下地を入れないと壁がペコペコしてしまいます。そうすると作業が大きくなるため、職人の施工費も増えます。
また、この和室には畳が敷かれていますので、真壁仕上げの方が「和室らしさ」を残せることも、真壁仕上げをお勧めした理由です。
玄関ホールと廊下の床のご相談
「玄関と廊下の床が動くところがあるんです」とのことで、確認すると、黄色い丸印部分の床がフワフワと動いていました。
床が緩む原因で最も多いのは「経年劣化」です。経年で床板自体が劣化して、強度が低下してしまうのです。
階段の下など、人が何度も踏む箇所は床の劣化が進みやすいので、確認してみましょう。
「白蟻が付いていないか心配です」とのお話がありましたので、床を一部カットして床下の状態を確認してから新しいフローリングを張るご提案をさせていただきました。
また、費用を抑えるために、既存の床の上に新しいフローリングを張る「増し張り」でのご提案です。※増し張りの場合、既存の床の解体・撤去・処分費用が発生しません。
既存の玄関框には、フローリングを増し張りした時に使用する「リフォーム框」を被せて仕上げます。
ベランダのメンテナンスのご相談
阪南市K様邸は築33年が経過していますが、ベランダのメンテナンスを一度もしたことが無いそうです。
ベランダは外部に設置されているので、必ず防水処置していますが、その防水が傷むと下で雨漏りすることがあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
K様邸のベランダのモルタルの手すりには笠木(かさぎ)が取り付けられていますが、アルミ製の手すりの足元には笠木がありませんでした。
笠木とは、手すり壁や立ち上がり壁の天端の仕上のことで、雨水の浸入や、雨だれで外壁が汚れるのを防ぐ役割があります。
笠木部分からも雨水が入る可能性がありますので、ガルバリウム鋼板製の笠木を取付けて防水性を向上させるご提案をさせていただきました。
阪南市K様邸の工事のご提案内容をまとめると・・・
■ 和室の聚楽壁をクロスの壁にリフォームします。(真壁仕上げ)
■ 玄関ホールと廊下の床を張り替えます。(増し張りでのご提案)
■ ベランダを防水して笠木を取付けます。(ウレタン防水でのご提案)
☆以上の内容で後日工事を行いました。
☆次は工事着工の様子からご紹介します!良かったらご覧になって下さいね(*^-^*)
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