土葺きの重い瓦屋根の葺き替え/既存の瓦を撤去しルーフィングを張りました! 5/18 岸和田市吉井町

岸和田市 M様邸 改修工事 17日目

軽い屋根材に葺き替えます!

岸和田市吉井町の改修工事で前日、レンジフードの取替や増築部の建具枠設置などを行いました。本日より屋根の葺き替えが始まりました。

 

M様邸は重い瓦屋根で、今後の雨漏りや地震のことで不安を感じておられたので、瓦と土を下ろして軽い屋根材に葺き替えることになりました。

昇降機でおろします!

既存の瓦を一枚一枚めくって、昇降機を使って下に降ろします。

昔の瓦屋根は土葺きで、瓦と土を合わせるとトン単位の重量が屋根の上にかかっています。建物の重心が高い位置にあると、地震などの揺れが発生した時不利になります。

大量の瓦と土です!

重い瓦と土をすべて撤去して、スレート瓦などの軽い屋根材に葺き替えると、重心が下に下がるので地震の時に有利になります。ただし、耐震では建物のバランスが重要ですので、屋根葺き替えをご検討されている方は、一度耐震診断をして家の状態を知っておくことも大切です。

土をすべて降ろします!

写真で見ても分かるように土葺きの屋根では大量の土が載っています。屋根を葺きかえる時は、土が屋根裏にパラパラと落ちますので、後で清掃します。

合板の下地を設置中!

土をすべて降ろすと、既存の防水シートが見えてきました。この上に新しく構造用合板を張るので、先に合板の下地の角材を設置しています。

構造用合板を張ります!

角材の上に構造用合板を張り、しっかりとした強い屋根下地を設置しています。

ルーフィングで防水!

屋根の下地の構造用合板を設置した後、その上にゴムアスルーフィングという防水シートを敷いて留めました。ここまでくると雨が降っても屋根を防水できているので安心です。

次は新しい屋根材、スレート瓦を葺きます。

 

前日の工事はこちら(吉井町のレンジフード取替など) 

 

つづきはこちら(吉井町の屋根葺き替え・コロニアルグラッサ)

 

現地調査はこちら(吉井町の改修工事の現況)

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