岸和田市で強風で木が揺れて巴瓦が落下・軒天に雨水が浸入
現場調査にお伺いしたところ、1階の下屋の巴瓦(ともえかわら)が落下して割れていました。
お客様には巴瓦(ともえかわら)の修復と、軒天の上張りのご提案をさせていただきました。
軒天は雨水が浸入した形跡はあるが腐食していない為、再利用する事が可能な状態なので今回は再利用することにします。
岸和田市のU様邸では火災保険を申請するとの事でした。
巴瓦(ともえかわら)とは？
軒先にある丸みを帯びた瓦のことで鬼瓦より外側の棟に一枚被せるための瓦。
巴瓦は別名、装飾瓦または鐙瓦(あぶみかわら)とも呼ばれています。
巴瓦の中から写真のような瓦の破片がでてきました。
この破片は破棄になります。
電動ドリルを使ってビスを打つ為の下穴をあけていきます。
今回、使うビスはステンレスワーッシャービスを使用します。
ステンレスワーッシャービスとは？
頭の部分の外径が大きい為、ボードや鋼板を締付けた時に締め付けがよく、頭の部分の高さが低い為、出っ張りが目立たず、ステンレスなので錆びにくいのが特徴です。また他の材料を傷つけずに使う事ができます。
瓦の隙間をそのままにすると瓦がずれて動いたり、雨水が浸入し雨漏りの原因になってしまうので、隙間に漆喰を詰めます。
今回は黒色のコーキング剤を使用しました。
コーキングが終わったら巴瓦の修復工事は完成になります。
瓦が破損していてる状態で放置されますと、破損箇所から瓦がずれたり雨水が浸入し雨漏りの原因になってしまいま!!
皆さんも定期的に屋根の点検を行いましょう!!
屋根の点検や、瓦の点検をどこに依頼すればいいのかわからない？とお困りのお客様は、是非、やまなか工務店にご相談下さいね!!