岸和田市で縁側と和室の天井から雨漏りがしているとのご相談
Y様邸では、小雨程度では雨漏りはしないが雨が吹き降りの時に雨漏りがするとのことでした。
雨漏り箇所はY様邸の縁側と和室の天井でした。
縁側と和室の天井を見たところ雨水の跡がついているのを確認しました。
今回は梯子で下屋に上がります。
Y様邸の下屋には、熨斗瓦(のしがわら)の上に壁際水切りがついていました。
桟瓦(さんがわら)とのし瓦の間につめられた漆喰が出すぎている為、漆喰が雨水を吸収しやすい状態になっていたようです。
また、外壁にクラック(ひび割れ)を確認しました。
熨斗瓦(のしがわら)とは？
屋根の棟瓦(むねがわら)の下に細長く見えている瓦。
壁際水切りとは？
外壁を伝ってきた雨水が建物の内部に浸入するのを防ぐ役割をするもの。
桟瓦(さんがわら)とは？
瓦の断面が波型のように凹凸のある瓦。
クラック(ひび割れ)とは？
建物の外壁や内壁にできるひび割れのこと。
壁際水切りの上からガルバリウム鋼板を被せて雨水の浸入を防ぎます。
既存の壁際水切りを撤去しない理由は、岸和田市Y様邸の壁際水切りは外壁の中に入っている為、撤去するのには外壁を削らないといけなくなり大変な工事になるので当然、費用もかさんでしまいます。
また、既存の壁際水切りを残しておくことで万一、雨水が浸入しても既存の水切りとガルバリウム鋼板で雨水の浸入を防ぐこともできるからです。
ガルバリウム鋼板とは？
金属の1種で、アルミニウムと亜鉛合金めっき鋼板。
耐久性、耐熱性、加工性優れていてデザイン性が高い。
ガルバリウム鋼板は、軽くて加工がしやすく、非常に薄くて丈夫な金属の板。
次回のブログでは、雨漏りの工事の様子をご紹介します。
雨漏りでお困りの方や、屋根の点検をご検討中の方は、是非、やまなか工務店へお問い合わせ下さいね。