泉佐野市の屋根にコロニアルグラッサを葺きました! 4/28

泉佐野市T様邸 耐震工事を含めた全面リフォーム工事 

 

泉佐野市の屋根葺き替えでケイミュー株式会社のコロニアルグラッサを葺きます。コロニアルグラッサとは屋根材の名称で、それらの総称を「カラーベスト」「化粧スレート」と言います。セメントに繊維などを混ぜて薄い板状に加工した屋根材になります。コロニアルグラッサは、表面に「グラッサコート」という紫外線や外気に強い加工を施されており、色あせが少なく長持ちする屋根材です。

コロニアルグラッサです

コロニアルグラッサ(カラーベスト)は、厚みが5ミリほどの薄い屋根材です。地震の揺れを受けた時に、建物が倒壊するリスクは建物の重量によって変わってきます。(特に屋根の重量)カラーベストは軽量なので、屋根を軽くすることができ、重心を下げることで揺れを抑えることができます。

 

コロニアルグラッサを葺きます

コロニアルグラッサを屋根の上に均等に並べて配置しました。

屋根全体に広げて配置することで、葺くときに移動が少なくなり作業性がアップします。

軒先から釘留めします

一定の大きさのカラーベストを、目地が揃わないように交互に釘留めして葺いていきます。軒先から順に、上に上に重なり代をとって葺いていきます。

釘でしっかりと固定

カラーベストにはもともと釘留めする位置に穴があいています。下地の構造用合板(野地板)に向かって専用の釘で固定します。釘は下にあるルーフィングという防水シートを貫通しますが、ルーフィングは追従性があるので、釘に密着して防水性を確保してくれます。

形状に合わせてカットします

カラーベストは大きさが決まっているので、谷樋の際や棟などに葺くときには形状に合わせてカットして使用します。

貫板を取付けました

軒先から棟(屋根の頂点)までカラーベストを葺いてから、棟の仕舞を行います。

棟は屋根面同士の取り合いにあるので、隙間を埋めないといけません。先に貫板と言う下地の長い板を固定し、その上に板金を取付けます。

板金をビス留めします

貫板の上に板金を取付けます。この板金のことを「棟板金」と言います。

ガルバリウム鋼板という錆に強い板金を使用したので、長持ちします。棟板金は風や揺れの影響で釘留めしている箇所が緩んでくるので、抜けにくいビスを使用してしっかりと固定しました。

屋根葺き替え完了です

棟板金を取付けて屋根葺き替え完了です。

以前は土葺きの瓦屋根で、重量がありましたが、軽い屋根材に葺き替えたので地震時に建物が倒壊するリスクが低減しました。

下屋も葺きました

下屋も葺き替えました。

棟には板金を取付け、壁際から伝ってきた雨水が内部に浸入するのを防止する、壁際水切りも取付けました。

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