岸和田市のセメント瓦葺きの屋根塗装・屋根葺き替えのご相談 7/22
S様邸は木造・2階建ての住宅です。
下から屋根を見上げたり、2階の窓から下屋を見た時に瓦が傷んでいるのが見て取れて心配されていました。
1．屋根を洗浄する
2．屋根を塗装する
3．屋根を葺き替える
この3つの方法でご検討されていました。
また、キッチンの床の張替えやトイレの内装のご相談もいただいたので、同時に調査をしています。
S様邸の屋根はセメント瓦葺きです。
セメント瓦の主成分はセメントなので、もともと水分を吸い込む性質があります。
そのまま使用すると瓦が水を含んで防水性を確保できないので、表面を塗装して水を弾くように性能を加えています。その塗膜が傷むと雨水を吸い込むようになり、濡れたり乾いたりを繰り返すうちに瓦に亀裂が入ったりもろくなってしまいます・・・！
セメント瓦の塗膜が傷んで剥がれてくるとセメントの素地が露になります。
セメント瓦は表面がデコボコしているので、塗膜が傷むと汚れが付きやすくなり見た目が悪くなってしまいます。また、苔も生えやすくなるので、苔や汚れが目立つようになると塗り替えの時期を迎えている目安になります。
こセメント瓦を長持ちさせるためには定期的な塗り替えが必要です。
S様邸はセメント瓦の劣化が進み、脆くなっていたので塗装作業中に割れる可能性があり、同じ瓦も製造されていなかったので、塗装ではなく葺き替えでのご提案をさせていただきました。
続いて外壁の調査を行いました。
S様邸の外壁はモルタルの塗り壁です。
モルタルの壁もセメント瓦と同様に水を吸い込む性質があるので、雨水から守るために表面を塗装して仕上げています。
S様邸は以前外壁を塗装したことがあるそうで、屋根よりも傷んでいませんでした。
外壁は屋根よりも劣化していませんでしたが、塗膜は少しづつ傷んできています。
外壁を手で触るとチョーキングを起こしていました。
チョーキングとは塗膜が傷んで細かい粉状になり、塗装面から剥がれてきている状態のことです。塗膜が健全であればしっかりと密着しているので手が白くなりません。（塗料によってはチョーキングを起こしにくいものもあります）
日当たりの悪い面には苔が生えていました。
苔は水と少しの日光があれば育ちます。
日当たりの悪い面は雨水が乾きにくく湿気が滞在するので苔が生えやすくなります。
苔が生えると見た目が悪くなりますし、苔は水分を含むので外壁にダメージを与えてしまいます・・・！
同時にキッチンの床のご相談もいただきました。
「キッチンの床だけがこんなに汚れてしまって、どうにかここだけでもきれいにできないかな、と思いまして」
というご相談で、キッチンの床を張替えるお見積書をお預けしました。
トイレの内装のご相談もいただきました。
便器は再利用して床と壁を張替てほしいとのことです。
通常、トイレの床を張りかえる時には便器を外さないといけません。
また、壁のクロスに関しは、タンクと壁との間に作業できるくらいの隙間があれば便器を外さずに張り替えることが可能ですが、S様邸はタンクが壁にピッタリとくっついている形状でした。
2階のトイレも内装だけきれいにできませんか、ということでしたが、1階と形状が同じで便器を外さないと作業が困難な状況でした。
タンクの後ろはクロスをカットしてくれたらいです、とお話しくださりましたが、既存の便器が年数が経っていたので故障してしまう恐れがあり、そうなると便器を入替えた時に壁のクロスをカットした部分が見えてくる可能性があったので、やはり便器を脱着してのお見積書をお預けさせていただきました。
屋根塗装と内装のお見積書を分けてお預けし、ご検討していただくことになりました。
お住まいのことでお困りのことはありませんか？
やまなか工務店はお客様が快適に暮らせるようにより良いご提案をさせていただいております。
何かご検討されていることがありましたらお気軽にご相談くださいね！
