塗装前の防水工事/ALCパネルの継ぎ目などにシーリングを充填します! 8/18 貝塚市半田

貝塚市半田 M様邸 ALC外壁の目地などの防水 

足場設置完了

貝塚市半田の外壁・屋根塗装で前日、足場設置や雨漏りに伴う壁内部の調査などをご紹介しました。本日は、ALCパネルの外壁の継ぎ目などの防水でシーリングの打ち増しをご紹介します。

ALCパネルとは、簡単に言うと高温で発泡加工した軽量のコンクリートのことです。

シーリング

M様邸の外壁はALCパネルで、目地部分がへこんでいる形状です。へこんだ目地の上から新しいシーリングを充填しても耐久性を保つだけの適正な厚みが確保できるのでシーリングを打ち増しすることがほとんどです。今回の防水方法も打ち増しです。

出窓の上も防水します!

M様邸には二階の壁に出窓があります。その出窓上の壁との取り合いにひび割れが生じていました。放っておくと、割れた部分が更に広がったり、そこから雨が浸入して最悪の場合雨漏りに発展することもあるので、シーリングを充填して防水します。

簡易補修

M様邸は地下室に下りる壁の辺りで雨が落ちる音がしたそうで、雨漏りの可能性がありました。M様がご自身で玄関庇の上に上り、確認すると外壁に穴が空いている箇所があったので補修材を詰めて簡易的に補修されていました。その部分もきちんと防水しなします。

補修材撤去

既存の補修材をカッターで削り落として、すべて撤去します。

写真のカッターの右上と左側には丸い穴が空いていますが、これはおそらく照明器具のようなものが取り付けられていた可能性があり、器具を取り外してそのままだったようです。

溝を掃除

既存の補修材をすべて撤去した後、溝の中を刷毛できれいに掃除します。既存の補修材やホコリが残っていると、この後に充填するシーリングが密着しないので、できるだけきれいに掃き出します。

プライマー塗布

溝をきれいに掃除したあと、プライマーという接着塗料を塗りムラなく塗り込みます。

プライマーは接着剤の役割があるので、シーリングを強力に密着させるために必須の工程です。

シーリング充填

プライマーを塗りムラなく塗るために刷毛を往復させて塗りました。開いていた穴の中にもプライマーを塗布してからシーリングを充填して防水します。

目地にプライマー塗布

ALCパネルの継ぎ目も防水する必要があり、シーリングを打ち増しするので、先ほどご説明したようにプライマーを塗布します。

基礎巾木の上も防水します!

外壁の基礎巾木の上にもシーリングを打ち増しします。基礎巾木部分にシーリングがはみ出して汚してはいけないので、マスキングテープを貼って保護してからの作業です。

シーリング充填完了

ALCパネルの継ぎ目にプライマーを塗布した後、シーリング材を充填しました。ALCの目地は幅が広くへこんだ形状ですのでたっぷりとシーリングを充填し、最後にヘラでしっかりと押さえて余分なシーリングを撤去します。

出窓の取り合いもしっかり防水

出窓の上にも大きめの幅をとってシーリングを充填したので、ひび割れも見えなくなりしっかりと補修されました。

サッシ回りも充填完了

サッシ回りや配管周りなどにもシーリングを充填しました。新しく充填したシーリングの上から塗装することで、シーリングが直接紫外線に当たらず、塗膜で保護されている状態になるのでシーリングが長持ちします。

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