阪南市のトイレの内装で床を根太レス工法で設置しました!5/11
阪南市で3点ユニットバスを撤去して広いトイレ空間を設置する工事を行なっています。
M様邸には寝室の横に3点ユニットバスを設置されていて、トイレは使っていましたがお風呂は別にあるので使っていませんでした。
浴槽を物置の代わりとして活用されていましたが、トイレを快適に使いたいとのことですべて撤去してトイレだけの空間にリフォームします。
前回の現場ブログで3点ユニットバスの解体・撤去などの様子をご紹介しました。便器や洗面台、浴槽を撤去して床・壁・天井もすべて解体して取り除いてできたスペースにあたらしいトイレを設置する工事です。今回はトイレの床設置の様子をお伝えしたいと思います。根太という床を支える材を使わず「根太レス工法」で新たに床を設置しました!それでは工事の様子をご覧ください(^-^)/
M様邸の3点ユニットバスを撤去すると、トイレや浴槽の排水管などが出てきました。新しく設置するトイレは位置が変わるので後程配管の延長作業を行ないます。今度はお湯は使わないので水だけの給水管も配置していきます。
不要な配管を撤去した後、床の構造部分を設置しました。白蟻は新しい木材が好きなので被害に遭わないように防腐剤もきちんと塗布しています。床の仕様は根太(床を支える材)を使わない「根太レス工法」なので、この上に厚みのある構造用合板(剛床)を設置することになります。
大引(床の構造部分の材)を支えている床束(ゆかつか)は鋼製束(こうせいつか)です。
昔は木製の床束が主流でしたが、現在は腐食に強くて調整ができる金属製の鋼製束を使うことが多くなっています。
鋼製束は施工した後に高さ(上下)を調整することができるので将来的に床がきしんだ時にメンテナンスがしやすく大変便利です。
大引にはしっかりとビス留めし、コンクリートの土間には接着剤を併用して固定しました。
大引の間に断熱材を敷きます。あらかじめ大引の端を削って加工し、その溝に断熱材をはめ込むことで施工できます。断熱材を施工する時には隙間があると性能に影響を及ぼすのでピタリサイズにカットして敷き込みました。
断熱材を敷いた後、根太レス(厚みのある構造用合板)を張ります。床下地となる構造用合板に厚みがあるので、床がたわんだりする心配はありません。最近の新築では根太レス工法が多いようですね。床をすべて設置する前に新しく設置するトイレと手洗い器の配管工事を済ませます。
設備職人が現場に入り、トイレの配管工事を行いました。トイレと手洗い器の位置が変わるのでその場所に合わせて給水管と排水管を延長して床から立ち上げて準備を整えます。
トイレと手洗い器の給水管と排水管の工事を行なう時に床も張り終えました。向かって左側の給水管と排水管が手洗い器用で、右側がトイレの配管です。床から立ち上げないといけないので構造用合板を丸くカットして通しました。