岸和田市で野縁受けと野縁、吊り木で天井を設置!9/8
岸和田市で行った和室の内装リフォームで、火打ち金具を取り付けて建物を補強しました。
続いて天井の下地となる野縁受と野縁を設置し、ラワン合板を張りました。また、お部屋の間取りを変えて畳を再利用するので、畳が納まるように周囲をフローリング張りに改修していきます。
S様邸はこの工事で和室の天井と床を撤去して必要な補強を行います。
建物の四隅に「火打ち金具」を取付けて補強することになりました。
火打ち金具とは、火打ち梁(ひうちはり)とも言い、梁(はり)、桁(けた)、土台のコーナー部分(隅)をしっかりと固定するための補強金具のことです。
火打ち金具は建物のコーナー部分に斜めにかけ渡して固定します。
火打ち金具は台風や地震が発生した時に生じる水平力による変形を防止する役割があります。
火打ち金具を取付けた後、天井の下地を設置しました。
既存の天井は板張りでしたが、この工事でクロス貼りになります。
「野縁受け・のぶちうけ」と「野縁・のぶち」を設置して、合板を張ると天井が出来上がります。
野縁とは、天井裏にある骨組みのことで、天井の仕上げの板を張る際の下地になります。
野縁受は文字通り、野縁を固定する役割があります。
野縁受けに「吊り木」を取付けました!
吊り木は、天井が下がってくるのを防ぐ役割があります。
梁に取り付けた吊り木の先端を野縁受けに固定するので、天井を引っ張って支えることができます。
天井の下地となる野縁受けと野縁を設置し、吊り木で補強した後、ラワン合板を張りました。
ラワン合板は表面に凹凸が少ないのでクロスの下地に適しています。
天井にラワン合板を張りました!
工事終盤でクロス職人が現場に入りクロスを貼って仕上げます。
S様邸はこの工事で縁側をお部屋に取り込みます。
畳は再利用するので、その周りはフローリングを張ることになりました。
畳の厚みに合わせてフローリングを張るために、角材で調整しました。
和室の押入れも解体してお部屋に取り込むので、押入れがあった部分にもフローリングを張ります。
縁側と同様に畳の厚みに合わせてフローリングを張るために角材で下地を設置しました。
押入れが無くなると不便なので、場所を変えて使いやすいクローゼットを設置します。
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