岸和田市の制振装置の取付や増築も行った全面リフォーム 11/27

N様邸はブロック塀や石の門柱があり、車を1台しか停められませんでした。この工事でブロック塀や植え込みなどを撤去してコンクリートで土間を打ち、オープン外構にすることで車を3台停めれるようになりました。そして、塗膜が傷んで剥がれてきた外壁も塗装して美しくよみがえりました。

N様は、今後発生するかもしれない大地震のことを踏まえて耐震改修もご検討されていました。ご相談の結果、耐力壁の設置などは行わず、地震の揺れを半減することができる「制振装置マックワン」を合計12基取付けました。マックワンは地震の揺れを吸収することができる制振ダンパーで、比較的低価格で地震対策ができます。また、メンテナンスフリーで繰り返し使用できる優れたダンパーです。

リフォームのご相談で、「収納が少ないので物の行き場に困ってるんです。裏の敷地に増築して収納として使用できませんか？」とのことで、キッチンのFix窓と壁を解体してその向こう側の敷地に増築しました。

写真の、向かって左端が増築したスペースです。窓も取付けたので明るい収納になりました。

玄関引き戸も古くなってきたので今風のデザインのものに入替たい、とのご希望で、和風の建物にも合う木調の引き戸をお選びいただきました。

明るく温かい雰囲気の玄関になりましたね。

玄関横の和室を洋室にリフォームし、寝室として使用されます。ここは正面の道路側のお部屋で、外部からよく見える位置にあり、掃き出し窓では見えすぎるので腰窓に入替、目隠しの効果がある型板ガラスを採用しました。もちろん、複層ガラス窓です。

廊下の床は経年劣化で緩んできて歩くとフワフワと動いていたので、床を補強してから新しいフローリングを上張りしました。廊下に面している和室二間も敷居を撤去して洋室にリフォームし、段差のないバリアフリーになりました。

階段下のスペースに物を置いて、ホコリが被らないように布をかけて使用されていましたが、壁と扉を設置して収納に改修したので物が隠れて使いやすくなりました。また、見た目もごちゃごちゃしませんね。

玄関横の和室の一部を解体し、玄関側からと廊下側から使用できるウォークインシューズクロークを設置しました。靴や物をたくさん収納できる、天井まである棚を造作し、土間にはタイルを敷きました。湿気がこもらないように小窓も設置したので通気性も確保しました。

床と壁がタイル張りだったトイレの内装をクッションフロアとクロスに貼り替え、便器も節水タイプ、TOTOのGGに入替えました。手洗い器を別に取付けたので、手洗いもしやすくなりました。

玄関横の和室を洋室にリフォームし、寝室として使用します。

既存の押入れと床の間を解体して大きなクローゼットを設置しました。収納が少ないことにお困りだったので、使い勝手が良くなりますね。

キッチンはクリナップのラクエラです。ダイニングのスペースをできるだけ広くとりたい、とのことで既存のまま壁付タイプを採用しました。冷蔵庫も壁の間にピッタリと収まりました。

既存の和室を洋室にリフォームし、ダイニングとひと続きのリビングになりました。

以前は和室で、ダイニングとの間がガラス建具で仕切られていましたが、ひと続きになったので、開放感のあるお部屋になりました。

2階の廊下の床もフローリングを上張りしました。

フローリングの色をすべて同じ色で揃えて統一感のある仕上がりになりました。

「2階の洋室の床が斜めになっている気がする」とのご相談で、床を張り替えることになりました。床のレベルを計測し、水平になるように下地を入れて調節してからフローリングを張りました。

2階の和室の畳を新調しました。

新しい畳は気持ちよく、しばらくはい草のいい香りをお楽しみいただけます。

同じ和室の押入れをクローゼットに入替えました。建具は取付けず、既存のままロールスクリーンを取付けて使用されます。ハンガーパイプも取付けたので洋服も吊ることができます。