岸和田市で間仕切り壁撤去跡の補修と床暖房を設置 10/31
岸和田市でキッチンとその隣にある洋室の間仕切り壁撤去工事と床暖房設置工事の様子をご紹介します。
間仕切り壁を撤去して敷居も取り外しました。敷居を撤去した後の隙間を塞ぐために構造用合板を張り、洋室側に床暖房を設置しました。
前回の現場ブログでキッチンと洋室の間仕切り壁撤去の様子をご紹介しました。
W様邸の間仕切り壁は竹須を編んだ土壁で、解体作業時にはホコリがたくさん舞いました。
二つのお部屋を区切っていた壁を撤去すると、開放的な空間になっています。
W様邸はこの工事でキッチンも入れ替えます。
ガス業者の担当者が現場に張って、新しく設置するキッチンにあわせてガス管の位置替えを行い、最後にガス漏れの点検をしました。
続いて今ある床をビスで増し締めしました。
増し締めとはビスで上から締め付ける作業のとこです。
床下の「根太」という材に向かって既存の床をビスで締めることで、床が締まって丈夫になり、今後の床鳴りを防ぐことができます。
大工が敷居を撤去した跡を補修しました。
敷居を撤去すると隙間ができるので、隙間を塞ぐ下地を設置します。
また、写真の手前のお部屋に床暖房を設置するので、床を一部撤去しました。(床下での作業があるため)床を一部撤去した理由としてもう一つ、キッチンと洋室の床の高さの兼ね合いがあります。キッチン側の床に合わせて床下地を張った時に、洋室側との床に僅かな段差ができてしまうので、削って調整できる位置まで床を撤去しました。
敷居部分を覆うように構造用合板を張りました。
この段階で微妙に勾配をつけていますが、既存の床との取り合い部分に僅かに段差が生じます。
構造用合板を張った後、既存の床を数って僅かな段差を解消しました。
数ミリの段差なので、削って調整しても床が斜めになることはありません。
間仕切り壁の間に入っていた間柱を撤去し、床の高さに合わせてカットしました。
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