阪南市のベランダ防水工事の下地調整について 5/22
阪南市K様邸 内装リフォームとベランダ防水工事
阪南市で行ったベランダ防水工事の中の下地調整の様子をご紹介します。
施工する防水はウレタン防水です。
ウレタン防水は塗装により防水層をつくる工法のことです。液体状のウレタン防水材を防水面に塗布することで施工できますので、複雑な部分などあらゆる箇所に対応できる優秀な防水工法と言えます。
雨漏りの弱点になりやすい「継ぎ目」をつくることなく防水できることが最大のメリットです。
この現場ブログではウレタン防水工事の中の下地調整の様子をクローズアップしてご紹介します!ベランダのウレタン防水をご検討されている方は是非ご覧になって下さいね!
阪南市K様邸のベランダです。
築33年が経過して一度もベランダのメンテナンスをされたことが無く「そろそろ対処しないと雨漏りするかな・・」と心配されやまなか工務店にご相談をいただきました。
既存のベランダは防水層の上に保護モルタルを敷いた形状です。
※ベランダは家の外に設置されている為、雨水など影響を受けてしまいます。そのため、雨水が浸入しないように何かしらの方法で防水されています。
ベランダを調査すると、床面にひび割れがいくつか発生していました。
立ち上がりの壁や、床との取り合いにもひび割れが発生していました。
ベランダの劣化状況を確認して・・・
K様邸は築33年が過ぎていますので、床下の見えない部分に施工されている防水層も傷んでいる可能性があります。床の表面がひび割れると雨水が入り込んで、更に防水層が傷んでいると雨漏りしてしまうので、防水を施す必要があると判断しました。
ご提案したのはウレタン防水です!
ウレタン防水は塗装により防水層をつくる塗膜防水になります。
防水を施す前に、防水面になるベランダの下地を調整しました。
防水面が汚れたままだと、防水層がしっかりと密着せず浮いてくる可能性があるので、先に「ケレン・清掃」しました。
ケレンとはサビを落としたり、旧塗膜を剥がしたり、汚れを取り除く作業のことです。
スクレーパーという大きなヘラのような道具を使用して、ベランダについた汚れなどを除去し、きれいに清掃しました。
ケレン・清掃後、カチオンフィラーを塗布して新しい下地を形成しました。
カチオンフィラーは薄塗で下地を形成できる下地調整材のことです。
厚みを付けることなく新しい下地を設置できるので、建物に負担を掛けません。
ベランダの立ち上がり、そして床面全体にカチオンフィラーを塗布して丈夫で密着性のいい下地を設置しました。
カチオンフィラーを乾燥させてからスクレーパーで表面をこすって平滑に整えています。
ウレタン防水材を塗布する前に、立ち上がり部分や床面との取り合い部などの雨漏りの弱点になりやすい箇所をシーリングで防水しました。
シーリングは水回りや屋根などの防水が必要な箇所で使用する充填剤です。隙間を埋めたり、物を接着する時にもよく使われています。
床の目地も雨漏りの原因になりやすいのでシーリングを充填してきちんと防水しました。
このように、雨漏りのリスクが高い部分をシーリングで防水しておくと、この後施工する防水と二重になり、防水性が向上します!
防水工事における下地調整は、施工する防水の性能を発揮させて長持ちさせるとても大切な工程です。
防水を施すと隠れて見えなくなりますが、必須の工程ですので、これからベランダを防水する方、防水工事をご検討している方は、そのことを覚えておきましょう。
次はベランダのウレタン防水施工の様子をご紹介します。
現地調査はこちら(阪南市の和室の聚楽壁にカビが発生!現地調査にお伺いしました
つづきはこちら(阪南市のベランダにウレタン防水を施工!2度塗りして厚膜に仕上げました)
ベランダ防水工事で行う下地調整について
ケレン・清掃や下地調整は工事が完了すると見えなくなる部分の工程です。
やまなか工務店は見えない部分の工事も手を抜かずに確実に行っています!
作業状況はカメラで撮影していますので、安心してお任せくださいね。
やまなか工務店は、ご相談・調査・お見積りは無料です!
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