貝塚市の外構の割れたタイルを撤去して土間を打設！ 12/28

駐車スペース側のタイルが浮いて剥がれてきていました。

タイルの目地が劣化して隙間があくと、そこから雨水が流れ込んで下地も傷んで中に空洞ができてしまいます。

そうすると、このようにタイルが浮いたり剥がれやすくなってしまいます。

タイルが割れている箇所もありました。

タイルの下に隙間ができると、タイルの上に荷がかかった時に割れてしまいます。

特に、車のタイヤが通る部分のタイルが浮いている状態でした。

タイルを割って解体するのですが、そのまま割ると既存の土間部分を傷める危険性があるので、先に電動カッターで取り合いに切り込みを入れて縁切りしてから解体作業を行いました。

縁を切って（分けて）おくと、タイルを割る際に周囲に影響を与えることなく作業できます。

タイルを割って剥がし、その下の土間も斫って撤去します。

コンクリートで土間を打設する時には、ある程度の厚みを確保しないとすぐに割れてきてしまうため、地面も少し掘り下げて厚みのある土間を打設します。

建物側のタイルも斫って撤去します。

地面の中には雨水管や下水管などの配管を通していることがあるので、割ってしまわないように慎重に作業を進めました。

既存のタイルと土間を解体・撤去した後、砕石を敷いてワイヤーメッシュを入れました。

砕石は地盤を補強するためのもので、ワイヤーメッシュはコンクリートの割れを防いで補強する役割があります。

土間の真ん中あたりに伸縮目地を入れました。

伸縮目地は温度差などでコンクリートが膨張・収縮する際に割れるのを防ぐ役割があります。コンクリートにかかった力を受けるために伸縮目地には柔軟性があります。

コンクリートを乾燥させるまでの間、上を歩けないので、足場板を渡しました。

駐車スペースの土間打ちではコンクリートを乾燥させる期間、車を別の場所に置いていただくと安心です。