忠岡町でベランダの防水塗膜が剥がれて保護モルタルが見えてました

忠岡町でキッチンの窓付近から雨漏りしているとのご相談です。
築35年以上の建物で、キッチンの上にはベランダあり、エアコンを置いているようで、
そのエアコンを入れ替えた時にベランダの床を擦ってしまい塗膜が剥がれたそうです。

塗膜が剥がれた部分はモルタルが見えている状態で、
ベランダ床の塗膜が剥がれてから、雨漏りがひどくなったとおっしゃっていました。

まずは、雨漏りしている場所を確認し、ベランダと浴室の点検口を調査しました。
その様子をご紹介したいと思います★

忠岡町U様邸　キッチンの窓付近から雨漏り

忠岡町在住U様邸では、壁付けでキッチンが設置されており、
キッチンの前には大きな引き違い窓がありました。

窓枠部分からよく雨水がポタポタと落ちてくるそうで、枠の部分には雨染みもついていました。

雨漏りしている場所を確認してから、2階にあるベランダを調査しました！

ベランダを調査します

忠岡町在住U様邸のベランダには、防水の為に防水塗料が塗装されていました。
しかし、経年劣化で水はけが悪くなっていました。

水はけが悪くなると、雨が降った後、
なかなか乾かずに雨水が残ってしまうので、さらに防水塗料を傷めてしまいます。

また、水はけが悪くなると土や泥が溜まりやすくなり、ドレンが詰まることがあるので気を付けましょう。


※ドレンとはベランダに降った雨水を、適切に排水させる為の排水口のことです。

ベランダの床や立ち上がり部分に、塗装されている塗膜に亀裂が発生していました。
塗膜防水は、塗料を塗装するので継ぎ目の無い防水層を施工することができるのですが、
耐用年数を過ぎてくると、劣化症状として塗膜が割れてきます。

割れた部分から雨水が侵入することがありますので、きちんと補修する必要があります！

エアコンで擦ってしまった部分からモルタルが見えています

エアコンの室外機で擦ってしまった所は、塗膜が古くなっていて剥がれやすい状態となっていました。
塗膜が剥がれた所を調査すると、ベランダには保護モルタルが施工されているのかして、モルタルが見えていました。

※保護モルタルとは防水層を保護する為に、防水層の上に塗られるモルタルの事を言います。

U様邸の場合、保護モルタルの上から防水塗料を塗装されているようです。
しかし、モルタルも雨水を吸収しやすくなっているので、
きちんと防水工事を行わないと雨漏りを止めることができない状態でした。

ベランダ屋根の竪樋とエアコンのドレン配管にも問題がありました

ベランダ屋根に設置されている竪樋が経年劣化で破損しており、
エアコンのドレン配管はベランダのドレンに届いていない状態でした。

どちらも適切に雨水を排水することができるように、
竪樋は交換し、ドレン配管はきちんと設置し直すことにしました。

※竪樋(たてどい)とは、ベランダ屋根に降った雨水を地上や排水口へ
排水させる為の縦向きの樋のことを言います。

浴室の点検口から天井裏を調査しました

ベランダの下にはキッチン以外にも、浴室がありました。
浴室には点検口がついていたので、天井裏がどのようになっているのか確認しました。

天井裏の様子です

天井裏を確認すると、ベランダ部分の下地が見えます(*^^*)
下地となる木材には、雨染みが広範囲についており、酷い部分では黒くなって腐食していました。
雨漏りをこのまま放って置くと、耐久性が低下し大変なことになってしまいます！！

そうなる前に、きちんと雨漏り工事をすることをおススメします。

U様邸でもこれ以上雨漏りの被害が大きくならないように、ウレタン防水をご提案させていただきました！

次回からは工事の様子をご紹介したいと思います(*^^*)
次回の現場ブログ➡忠岡町で雨漏りしたベランダにウレタン防水(通気緩衝工法)を施工

忠岡町在住U様邸についての記事はこちらからご覧ください