泉大津市で陸屋根や外壁に付着した汚れ等を高圧洗浄で流しました
足場を設置することで、陸屋根へ上がりやすくなり、作業効率が良くなります。
また、U様邸では外壁塗装工事も行いますので、そのためにも足場が必要となります。
外壁塗装をすると塗料が飛散する可能性がありますので、地面には養生もしています。
経年劣化で塗膜が破れていたり、黒い汚れが付着していたりしました。
さらに、立上り部分にはコケが繁殖していました。
これらの汚れを放置したまま防水工事を行うと、
すぐに防水層がめくれてしまい、美観性もよくないので高圧洗浄で綺麗にします。
塗膜が膨れている部分は、触ると剥がれてしまい、
雨水や紫外線からの保護機能を低下させることがあるので気を付けましょう。
高圧洗浄を行うと、この部分の塗膜も剥がれるので、下地調整してから塗装を行います。
業務用の高圧洗浄機を使うので、ものすごい威力で汚れやコケ、
古くなった塗膜を剥がしていきます！
塗膜が剥がれると、コンクリート(躯体部分)が見えてます(;’∀’)
コンクリートは本来アルカリ性ですが、
ずっと放置していると、水や空気中の二酸化炭素などの影響で、
アルカリ性からだんだんと中性化してきます。
中性化すると、内部にある鉄筋が錆びてコンクリートの劣化に繋がりますので、
塗膜が剥がれて放置するのはやめましょう(>_<)
凸凹している部分に防水を施工すると、仕上がりの見た目が悪くなり、
塗膜の剥がれの原因にもなってしまうので、カチオンフィラーで下地を綺麗に整えます。
この作業のことを下地調整と言います。
外壁の塗膜がめくれてた部分はめくれていない所と段差ができるので、
カチオンフィラーを塗装して段差を無くしています。
カチオンフィラーはエマルション樹脂とセメント系粉体や粉末樹脂を含む粉で
水で撹拌することで、粘度のある塗料となります。
乾燥すると、見た目はモルタルのようになります。
今回は足場設置と高圧洗浄、下地調整の様子をご紹介しました。
続きは次回の現場ブログでご紹介したいと思います!(^^)!