泉大津市のウレタン防水で通気緩衝シートと脱気筒を設置★
ウレタン防水には「密着工法」と「通気緩衝工法」の2種類あり、
U様邸では「通気緩衝工法」と呼ばれる工法で工事を行いました。
U様邸では防水を施工する下地の内部に水蒸気等の水分が含まれている可能性があり、
防水層(塗膜)膨れてしまうと困るので、「通気緩衝工法」をご提案しました。
「密着工法」は費用を抑える事はできますが、塗膜が膨れてしまうこともあるので、
雨漏りしていたり、防水層から雨水が侵入している場合は「通気緩衝工法」をオススメします。
今回はその続きからご紹介したいと思います。
カチオンフィラーが乾燥したら、プライマーを塗装していきます。
プライマーを隅々まで塗ることで、通気緩衝シートと下地(カチオンフィラー)の密着がより良くなります。
立ち上がり部分にもムラなく塗装し、プライマーが乾燥するまで待ちます。
ローラーを使って空気を抜きながらしっかりと通気緩衝シートを密着させていきます。
通気緩衝シートに下地に含まれた水蒸気を外部に逃がすためのシートです。
通気緩衝シートだけではなく、脱気筒(だっきとう)もセットで設置する必要があります。
脱気筒については、後程ご紹介します(*^^*)
その隙間を無くすためにジョイントテープを貼っていきます(‘◇’)ゞ
継ぎ目以外の隙間(立上り部分)にはMBテープと呼ばれるテープを貼って、補強をしています。
脱気筒は、下地に含まれている湿気を外部へ逃がす為の部材です。
煙突のような形状をしているので、つまずかないよう気を付けてくださいね。
ベランダやバルコニーのような人が歩く場所の場合は、なるべく邪魔にならない所に設置はするのですが、
基本的には防水の職人が現場を見て一番効果がある場所に設置させていただきます。
ウレタン樹脂を立ち上がり部分から塗装し、その後床全体を塗装します。
立上り部分は粘度のあるウレタン樹脂で塗装し、塗料が垂れるのを防ぎ、
床面は粘度の無いウレタン樹脂で塗装し、広い面積を一気に塗装します★
ウレタン樹脂は乾燥すると、ゴム状となり、クッション性のある防水層となります。
ウレタン樹脂を1回塗装し、しっかりと乾燥させたら、2回目のウレタン樹脂を塗装していきます。
その様子は次回の現場ブログでご紹介したいと思います(*’▽’)