泉大津市の白蟻被害に遭った柱を檜材で埋め木補修！12/6
ご相談をいただいたのはキッチンと洋室の取り合いに配置されている柱です。
「数年前に白蟻被害に遭い、気づいた時には柱が食べられて大きな空洞ができてしまっている状態だった」とのことです。
白蟻の駆除と防蟻工事は済んでいるのでこれ以上被害が拡大することはありませんが、見た目が悪いのでなんとか補修してほしいというご相談です。
このままでは柱の断面がデコボコで埋め木をしても隙間ができてしまうので、きちんとカットしていきます。
カットする部分に記しを入れました。
記しを入れた部分にノミをあて、金槌（かなづち）で叩いて少しずつ削り落としました。
断面をきれいに整えることで埋め木をした時の隙間が少なくなります。
柱を交換することもできますが、工事が大掛かりになるので、埋め木で補修し、美観性を向上させることになりました。また、埋め木をすることで隙間がある状態よりは強度を維持できます。
埋め木で使用するのは檜材です。
カットした部分の形状に合わせて檜材を加工し、隙間に入れて埋め木します。
埋め木をしっかりと密着させるためにボンドをたっぷりと塗布して叩いてはめ込みました！
微調整を繰り返して加工したので、ピッタリと収まっています。
埋め木完了です！
隙間なくきちんと補修できました。ですが、このままでは埋め木した箇所がとても目立ってしまうので、塗装して仕上げます。
塗装職人が現場に入り、埋め木した部分を塗装していきます。
既存の柱に馴染むように調色して刷毛で丁寧に塗装しました。
埋め木した箇所を塗装して目立たなくなりました！
「ココ見てください！どこを修理したか分からないでしょ～」工事後、T様と確認させていただいた時の声です。
本当によく馴染んでいて埋め木した箇所がほとんど分からない仕上がりでした!(^-^)!
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