忠岡町のベランダ防水でウレタン防水材を塗装!10/3
忠岡町で行ったベランダ防水工事でウレタン防水材塗布の様子をご紹介します。
O様邸はベランダの下にあるリビングの天井で雨漏りしていました。
ベランダの防水が傷んで雨漏りした可能性があったので、ベランダを防水しなおすことになりました。ご提案したのはウレタン防水です。
前回の現場ブログでベランダ防水工事の下地調整の様子をご紹介しました。
ベランダをケレン(サビや塗膜を落とす作業)・清掃し、ひび割れや目地を補修した後カチオンフィラーという下地調整材をベランダ全体に塗装して新しい下地を形成しました。乾燥させた後、ウレタン防水材を塗布して防水層を施工していきます。
下地調整で施工したカチオンフィラーを乾燥させてからプライマーを塗布しました。
プライマーとは接着剤の役割がある塗料のことです。この工事でベランダの立ち上がり部分も防水するのでプライマーを丁寧に塗布しました。
床面全体にもプライマーを塗布していきます。
プライマーはこの後塗布するウレタン防水材を防水面にしっかりと密着させる役割があるので、塗りに腰が無いようにローラーを往復させて塗装しています。
プライマーは防水を施すと隠れて見えなくなりますが防水層を密着させて長持ちさせる重要な役割があります。
プライマーを塗布した後、ウレタン防水材を塗装します。
ウレタン防水は液体状のウレタン防水材を塗装し、その膜によって防水層を形成します。
塗装で施工可能なので、段差や複雑な部分にも対応できるというメリットがあります。また、上に重ね塗りできるので、メンテナンス性も良好でお勧めです!
ウレタン防水の性能を発揮させるためには塗膜に厚みが必要です。
1度塗りでは厚みをつけられない場合が多く、O様邸も2回に分けて塗装しました。
乾燥させてから重ね塗りすると塗膜が2重になるのその分厚みが付きます。
ウレタン防水材を2回塗装し、乾燥させた後トップコートを塗装しました。
ウレタン防水材は乾燥しても粘性があるので歩行することが困難ですし、汚れなども付着しやすいのです。また、紫外線に晒されると劣化が進んでしまうので、保護するためにトップコートで仕上げないといけません。
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